生産されないというか採用されなかったからです。 1950年代に拳銃を国産しようと、国策(安全保障上の問題というよりも産業振興的な目的)で拳銃を開発することにしました。 この時、自衛隊向けとしてニューナンブM57A(ガバメントを9㎜パラにした様なモノ)と、警察向けにニューナンブM57B(ブローニングM1910をハンマー露出式にした32ACPのモノ)の2機種が開発されていますがどちらも採用されなかったのです。 そしてこの時、同時に開発されていた回転式がニューナンブM60として警察が採用することにしました。 以降、日本警察は基本的にリボルバーを採用することにしているため、警察向けには開発もされません。 ※無論SIGのP230などの自動式もありますが、警察におけるオートマチック割合は1割にも満たないため、商売的には開発しても全く旨味がないため開発されていません。 国内で最後に開発されたモノとしては1970年代後半に自衛隊向けに開発したニューナンブM57A1がありますが、こちらもトライアルの末、P220に負けたため採用されませんでした。 以降、ミネベアはオリジナルでの開発経験がないため、新たに開発するにしてもノウハウが既に失われており、商売的にも難しいのかと思います。
試作品は作りましたが採用されていません 設計経験も少なく今度の自衛隊拳銃は全て完成品輸入 ミネベアミツミも多分Line占めると思います
国内ではオートマチック拳ジュウの設計の実績に乏しく諦めてしまっているのでしょう。また商売的にも製造設備を整えてまで製造する旨みが大きくありません。全く作られなかった訳ではなくミネベアがM57という試作拳ジュウを設計したことがありますが、自衛隊に採用されずお流れになってしまいました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%96M57 その時競合だったSIGのP220は国内でライセンス生産(商売的に旨みがあるというより国防上、国内での生産が望ましいから)されていますので、設計図さえあれば国内での製造も可能です。しかしP220は装弾数の少なさ、大きさ・重さが現代的ではないので警察に採用される見込みはないでしょう。 またマイクロUZIのコピー品を強引にけんジュウ扱いで製造・自衛隊採用してますので、これもオートマチック拳ジュウに含めるならばこれも生産されました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/9mm%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%91%E3%82%93%E9%8A%83
自分のやりたい事、希望する部署に比較的移動しやすい企業だと思う。自分も、技術、生産技術、生産管理、品質保証、海外工場と色々な部署に移動し、とても良い経験になった...
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