テレビ局のアナウンサーは社員ですし、宝塚歌劇団の団員（タカラジェンヌ）も阪急電鉄の社員ということですが、

実はどちらも知っている元放送局員です。（大昔ですが、学生時代、宝塚歌劇でアルバイトをしていたためです。） 放送局の正社員アナウンサは一般の会社員で、従業員であるうちは他の従業員と全く同じく、給与、賞与、各種手当と支給され、特別扱いはありません。経営陣＝役員になると当然に報酬制となります。 タカラジェンヌは阪急電鉄社員で、従業員であるうちは他の阪急電鉄従業員と全く同じく、給与、賞与、各種手当と支給され、特別扱いはありません。経営陣＝役員になると当然に報酬制となります。 多分、今も変わってはいないと思いますが、その他、タカラジェンヌは阪急電鉄について、いわゆる「乗り放題」ですが（「阪急バス」や「阪急タクシー」は駄目で、運賃、払わなければならなかったかと）、車両内が混んできて、一般のお客様が座れなくなってきたら、席を譲って自分は立たなければならない、また、乗り合わせていて万一の事故となったならば、阪急電鉄社員として一般のお客様の避難誘導などにあたらなければならないといったことがありました。 電鉄と歌劇、そして放送、何の共通性も無いように見えますが、実は「お客様の「かけがえのない時間」を頂戴して商売をしている」という点で共通しており、アルバイトといえども宝塚で教えられた「お客様サービス」は、その後の放送局勤務で相当に役立つことになりました。