通常は、大阪の特殊警備基地に待機しています。 不審船等の事案で、出動命令が発令すれば、全国の各海上保安庁航空基地に飛行機(ジェット機)で移動し、そこからヘリコプターで海域に向かいます。 距離が離れている場合は、飛行甲板をもつ巡視船を経由しながら海域に向かいます。 世界的にみても、巡視船・ジェット機・ヘリコプターを運用し、広範囲で警備・救難業務を展開できる海上警備機関はなかなかありません。 海猿で有名な特殊救難隊も同じ移動方法です。
SST:Special Securty Team(特殊警備隊) 配置場所 第五管区海上保安本部(神戸)の大阪特殊警備基地。大阪府泉佐野市りんくうタウンの大阪府警第三機動隊の隊本部に隣接して存在している。 通常はシージャックや海上テロなどに備えて、船舶への突入訓練やヘリコプターからの降下訓練、スキューバダイビングの装備を使用しての潜水訓練などを行なっている。 シージャック事件などの際には、同庁のヘリコプターで全国に緊急展開し、ヘリからロープで降下しテロリストを急襲、制圧する。
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