補足サイパンではなくてバラオでした。
色々理由はあります。 ①やはり軍艦で他国海域へ乗り込むのは、 外交上よろしくありません。 これはどこの国だって同じです。 ②海自の軍艦には両陛下にふさわしい、 広くてキレイな部屋がありません。 中国と戦うことに最適化された設計ですので 両陛下がお乗りになるような船ではない。 その点、「あきつしま」は両陛下のために 改装するくらいの柔軟性のある設計でしたので。 ③船内への宿泊は両陛下の御意思です。 となると、ロクな船舶や港湾設備もないパラオの たくさんの島を回るにはヘリが理想的。 よって、ヘリを搭載している巡視船 「あきつしま」が選ばれました。 海自の駆逐艦にはヘリがほとんど標準装備ですが、 ③、①で海自艦は不適切です。 ④海保職員の士気向上 「あきつしま」は普段は尖閣の警備に投入されており 乗員たちはストレスも溜まっていたでしょう。 両陛下がお乗りになれば、士気も上がります。
軍艦はまずいと判断されたのだと思います。 補足 尖閣の見回りも軍艦ではなく海上保安庁の船です。軍艦はどうしても戦争をする船というイメージがあるから海上保安庁の船にしたのだと思います。
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