航空整備士についての質問です。 現在普通高校の3年です。 将来飛行機のライン整備出来たらいいなーなんて漠然と考えているのですが、専門学校は親も反対していて個人的にもあまり行く気は

エアライン技術系総合職の者です。今はライン整備をしています。 専門学校で取れる資格は限られており、大卒組よりは知識的に有利なものの、入社後に即戦力！とはならないのであまり推奨はできません。入社後は大卒と同じように一等航空運航整備士や一等航空整備士を目指す形になります。 となると大学ですが、理系に進めばとりあえず大丈夫です。一時期の就活よりも学歴に対する目は変わっています。最近では、偏差値がさほど良いとは言えない日大や東海などのマンモス校出身総合職はゴロゴロいます。学歴で見る就活はもう平成の話です。 それに、大卒で整備会社に入る人も結構います。ANAラインメンテナンステクニクスやJALエンジニアリングは大卒も採用しています。 採用してもらうなら、「大学生のうちに何を身につけるか」が採用のキーポイントです。 バイトと勉強だけやりました、みたいな量産型はハッキリ言って早慶上智でも落ちます。 サークルに入ってこんな役割を果たした、こんな問題に対して自分はこういう解決策を取り組んだ、などといった<具体例>が重要です。会社によっては、ESで(自分が最も輝いている写真とその説明をしてください)などの項目があったりします。これは自堕落に過ごして就活だけ真面目にやる奴ををふるい落とす作戦です。何かしらの団体、サークルやプロジェクトチームなどに参加し、積極的に自分の写ってる写真を撮っておきましょう。 また、英語は絶対に必要です。最低でもTOEIC650点以上、英検2級以上は取ってください。ただし、もし取れなくても自分の最高記録をESには書きましょう。英語に対して興味がないと思われてしまいます。 進路は理系が良いと言いましたが、特に学部は工学部系が無難です。航空宇宙工学がある学校だと志望動機にも繋げやすいのでさらにおすすめです。 あとは、整備工場見学に一度でもいいので行ってください。そこでは実機を近くで見れますし、働くイメージも付けれます。予約がすぐ埋まるのでかなり余裕をもって予約してください！ 結論を申し上げると、大卒で不利になることは一切ありません。 安心して今は勉強頑張って、青春を謳歌してください！笑