スズキ ワゴンRなど8万台リコール このニュースを見てそこの子会社で働いている友達は大丈夫か気がかりです。 仕事が忙しくなる程度ですか？給料に影響します？

業績に影響するかどうかはリコールの規模や内容によります。 でも大半は大したリコールではありません。 リコールで忙しくなるのむしろお客さんを相手にしてるディーラーです。 お客さんは工場まで出向くわけではありませんし、 預かった車両を工場まで送り返すわけではありません。 修正部品が必要な場合も、それをディーラーに送って修理してもらうのです。 だから売れ筋車種で、かつ販売から半端に時間が経ってるほど 大量のリコール対象が発生して、ディーラーがその尻拭いをさせられるのです。 ただ、ディーラーの工場は穿った見方をすれば リコール対応も重要な仕事になっているのも事実です。 もちろんあまりにも殺到されたら迷惑ですがね。 当然それらにかかる費用は、契約に基づいてしっかり原因を作った企業が負担するのです。 むしろ、出荷前の車両の全頭検査の方が地獄です。 売れ筋の車であれば、出荷待ちの全く同じ車がところ狭しと大量に並んでおり、 それを1台1台チェックして、不具合の修繕をしなければなりません。 それはもう地獄の作業です。新車ですから当然デリケートに修繕しなければなりません。 出荷場ですから、出荷のことも考慮しなければならないのです。 タカタ、あるいはかつての三菱ふそうのリコールでやたら敏感になっているようですが、 リコールのほとんどは業績に影響を与えるほどではありません。 あんな業績に露骨に影響与えるリコールはかなりのレアケースです。 いずれもエアバックがおかしい、タイヤが飛ぶなど、死に直結する問題なのですから。 ランプが付かない程度でギャーギャー騒ぐなっって感じです。すぐに死ぬわけじゃあるまいし。