救命士の資格を持って救助隊になれるのは、東京消防庁など人員に余裕があるところだけです。大概の消防本部は救命士=救急隊で運用となりますし、救命士の免持ちの人が救助隊を希望してもなかなか希望は通らないでしょう。 それを踏まえた上で、救命士の免持ちが救助隊になったとしてもやれることは他の救助隊と変わらないでしょう。救命士だとしても救助隊が行うことは人命救助であり、救急隊の行う救急業務ではないため、救助隊配属の救命士が特定行為(救命士が行う医療行為のこと)を行うことはないでしょう。強いて言えば無資格の隊員と比べて医療知識はあるので、止血の重要性などは理解しているかもしれませんが、実際やれることは無資格の人と変わらないため立ち回りは変わらないでしょうね。
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