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商品開発の頻度に関する質問です。 大塚製薬では食品事業でポカリやカロリーメイトなどロングヒット商品がありますが、あまり新商品が出ず、商品開発の頻度が少ないイメージです。

この頻度にはメリットがあるのでしょうか?そもそも製薬なので、頻度が多いということがあるのでしょうが、、開発力がないだけでしょうか? また、最近ボディメンテが出ましたが、飲料では10年ぶりくらいの新発売みたいです。やはり科学的根拠に基づくということを商品の付加価値として置いているため、ポンポン商品が出せないのですかね、、 新商品開発頻度が多いのと少ないのではそれぞれメリット、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?? 回答よろしくおねがいします。

質問日2019/12/07 20:46:00
解決済み2019/12/10 00:17:16
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ベストアンサー

そもそものところで、商品(売上)に対する考え方が、大塚製薬は特殊なのです。 一般的には、新発売して、広告で仕掛けて、売上を大きくしていく。そのうち、定番化(よく言えば一般化・悪く言えば陳腐化)して、一定の売上は見込めるものの広告を打っても大きく伸びることは無い状態になります。ですので、定番化した柱の拡大を狙いつつも、新商品でさらなる拡大を狙うというのが一般的な方法です。 飲料やお菓子、カップラーメンやビールなどの食料だけでなく化粧品などもそうですが、定番より新商品を投入して売上の拡大を見込む方を重要視します。定番は価格競争や他社競合に巻き込まれやすいというのが、一般的です。次々投入すると大ヒットして売り上げを大きく伸ばすものもありますが、常に出ては消えを繰り返して、来年も売っている商品はいくつあることやら・・・というのはお分かりになると思います。数を打ちますので、大ヒットする可能性もありますが、スカする可能性もあります。設備投資も、原料や資材も相当数必要です。(これの極端なのがコンビニ。新商品を次々と投入して目新しさで勝負しています) メリット:次々に投入するので、売上の拡大を望みやすい。ブームに乗る、パクリでそこそこの売上が見込めてしまう。 デメリット:開発・投入費用がかかる。売れるのも一瞬、消えるのも一瞬。次々仕掛け続けなければならない。 一方の大塚はこれの真逆。最初から一般化する商品を目指した商品開発をしています。万人に受けて、常に選択肢の中に入るけど大ヒットはしない。その代わり、一定の売上と利益は確保できて、安定的な柱となる商品を作ることを考えています。 5年後、10年後も買ってもらえる商品づくり。当然、他社のパクリやブームに乗ったものはダメ。どこにもないような商品、もしくは、どこにもない機能を持つ商品。おいしくないかもしれないけど、毎日食べても飽きない・負担にならない味。これ、実際に考えると、結構きついです。 メリット:5年、10年先も安定した販売・利益が望める。ブルーオーシャンを開拓できる(ジャンル=商品名となりうる) デメリット:大幅な売り上げ増が見込めない。 といったところでしょうか。 まぁ、大塚さんは、医薬という大きな柱があるので、食品で売上や利益をそれほど追求しなくてもよいという事情もあるのでしょうが、一番は開発に対する方向性だと考えています。 ちなみに、ポカリの系譜ですとボディメンテがしばらくぶりですが、スゴイダイズやOS-1など、飲料としてはコンスタントに、地味に、ヒット商品が出ています。

回答日2019/12/09 11:48:08
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質問した人からのコメント

とても分かりやすかったです!ありがとうございました!

回答日
2019/12/10 00:17:16

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