自衛隊の防衛大学に薬学部はないので、まずは一般大学の薬学部を出て薬剤師の国家試験を受けて薬剤師になるのがスタートです。 次に、防衛省・自衛隊の試験を受けます。この時、薬剤官として働きたい場合、薬剤官として採用される募集枠があります(薬剤科幹部候補生)ので、その枠で受験してください。 ちなみに、自衛隊で働く薬剤師には、薬剤官の他に、薬剤技官(技官である薬剤師)という自衛隊員もいます。両者の特性を踏まえて応募してください。 技官である薬剤師は、薬剤師として陸海空の自衛隊病院、防衛医大病院や防衛省本省の医務室で働く自衛隊員です。採用試験は、病院や医務室ごとに募集されますので、それに応募します。 すでに免許は持ってますので、試験は基本、面接です。 技官のいいところは、基本的に薬剤師として働け、異動もほぼ無く、その場所で昇任していきます。全国異動が嬉しくない人や、1つのところでじっくり薬剤業務に従事したい人にはおすすめです。薬剤師としてスキルアップは確実ですし、特に防衛医大病院は、いわゆる大学病院ですので、一般の大学病院の薬剤師のように高度な医療環境の中で成長できます。いずれにしても、薬剤師をしながら、自衛隊員(防衛省職員)としての福利厚生などメリットを享受できます。 薬剤官は、病院で薬剤師として働く機会は少なく、イメージ的には10年勤務の間に2年とかで、それ以上勤められたらラッキーです。そのほかは、役所(各地方にある総監部など)や補給処という倉庫みたいな施設で、自衛隊の医療資器材や薬剤の購入や契約、管理をしたり、駐屯地等の医務室で衛生科長(医務室の取りまとめ役)として働いたり、衛生教育する研修所(衛生学校)で教育や研究をしたり、衛生部隊で勤務(訓練とか)したりします。この際、薬剤官は部隊の長になるのも珍しくないです。こうした職場を、約2年ごとに全国転々としながら異動します。薬剤師としては、その道一筋の技官にどうしても負けてしまいますが、資材の管理など、薬剤師業務以外の仕事も担うので、バリエーション豊かに働きたい人にはおすすめです。また全国色んな所に住みたい人にもおすすめです。
自衛隊に入る前から入った後の事まで詳しく教えてくださり、 ありがとうございました。 イメージとは違う部分もあり、「幹部候補」として入隊する事に驚きました。 メリット・デメリットを発見できた回答でした。 よって、ベストアンサーとさせていただきます。
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