防衛省の官僚と幹部自衛官ってどう違うのですか？ ポストや仕事内容に差があるのですか？ 防衛省の庁舎で働く事務的な仕事は重複する配属もあるのでしょうか？

幹部自衛官は実戦での責任者や訓練の企画・計画・立案、効果の検証 改善などを実施します。 一方で事務官は防衛に係る行政・制度改革から官邸、関係府省、地方団体や時には海外との連絡調整にあたります。 ただ疑問の通り、重複するかとの事ですが、実際は幹部自衛官と言えども事務官の配置へ就く事もありますし、他省庁への出向もあります。 その時は防衛省ではなく例えば防衛駐在官であれば外務省職員に中央病院長であれば技官になることもあり、 若くして優秀な幹部自衛官であれば内局の事務官に目をつけられ引抜かれる自衛官も居ます。 防衛省傘下の防衛装備庁であれば長官は事務官(指定職6号) 次席が技監(指定職5号)ですがその下に陸将 海将 空将 (指定職2号)が陸海空の調達担当官として勤務してます。 それぞれの得意分野で実戦面・行政面・技術面で組織化され一つの防衛省として機能しているのです。