院進せずに4年で大学卒業するという条件であればこの中ではどこが就職に強いですか？ 東工大 慶應理工 早稲田基幹理工 私立理系としては上二つを選んだつもりです。

東工大の学部４年卒生の就職者は＜極めて少ない＞です。 研究開発志向の学生が多いので、院進学者が圧倒的多数です。 ４卒生を取るならば、一般論として、＜東工大の希少性・専門性＞が評価されているようです。 これは、＜旧帝・国立・私立＞を含む評価です。 ＜早慶＞との比較であれば、 ＜早慶＞＝＜ブランド・人脈＞ですから、強い職種は範囲が限定されます。 ＜東工大＞＝＜実力・専門性＞＝＜ノーブランド・ノー人脈＞ですから、 ＜一人で行動できる人材＞が欲しい企業（グローバル・ベンチャー・商社・官庁・・）は東工大卒を採ります。 研究開発志向の企業は、やはり、院卒を採ります。 余談ですが、現在進行中の大スキャンダル、元五輪理事の高橋治之・収賄容疑者の経歴は、 ＜東京都生まれ。慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後の1967年、電通に入社。＞ です。 彼は、＜学生時代の人脈を生かして、巧みに収賄隠しを行っていた＞、というのだから、多くの人が、＜慶應ブランド・人脈の、どす黒い裏の姿＞を知ることになったのです。