結論として、看守の中には国家Ⅰ種をパスしたキャリア組も存在するようです。 法務省の国家Ⅰ種といっても、事務官(行政・法律・経済区分)と技官(人間科学その他の区分)に分けられます。 技官は少年院などの刑事施設での勤務が中心となるようです。 一方、矯正局採用の事務官は、採用1年目こそ本省勤務ですが、2年目及び3年目は、現場の刑務所で看守として勤務することになっているようです。また、その後も、本省勤務等を経て地方機関に勤務することもあるようですので、看守の中には国家Ⅰ種をパスしたキャリア組も存在することになります。 とはいえ、矯正局に採用されている国家Ⅰ種合格者の事務官は毎年5名程度ですので、キャリア組の看守などめったにお目にかかれるものではないでしょう。 以上、合格者対象の官庁合同業務説明会での情報と、法務省HPの「資格・採用」→「法務省志望者」→「Ⅰ種採用情報」に掲載の採用パンフレットを参照して回答しました。
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