自衛隊、警察共に、採用種別がとても多いので、説明を簡略化させて頂きます。 一般大学を卒業して入隊、一年の教育期間を経て幹部自衛官(三尉~将まで、昔で言う少尉~大将)になる一般幹部候補生試験、高等学校卒業後、四年間全寮制の防衛大学校へ行き、その後、幹部候補生学校で教育を受け幹部自衛官となる防衛大学校学生採用試験、自衛隊の骨幹である曹(つまり軍曹)となる一般曹候補生、二年~三年を一任期とする任期制自衛官となる自衛官候補生試験等々、代表的なものをいくつか挙げましたが、実際は数十もの採用ルートがあります。 警察官は、国家公務員試験(Ⅰ種・Ⅱ種)に合格、警察庁に採用されて、Ⅰ種は警察大学校にて教育を受け、警部補(序列で言うと下から三番目、係長クラス)Ⅱ種は管区警察学校にて教育を受け、巡査部長(下から二番目、主任クラス)から始まり、無試験で警察庁や都道府県警、他の省庁(内閣府や防衛省)の上級主要ポストを占めるエリートとなるコース。俗にキャリア等と呼ばれるのを刑事ドラマで見ます。もう一つが都道府県警に採用されて警察学校で学んだあと、巡査から始まるコースがあります。こちらは努力次第で署長になれます。 専門的な知識は教育隊や警察学校で学ぶので、受験勉強に法律を勉強するくらいです。 他に、訓練に耐えられる体力をつけたほうがいいです。
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