警視庁に限らず警察官は「国家公務員」と「地方公務員」の二種に分けられます。 国の役所である警察庁に採用された人は「国家公務員」で、階級はⅠ類は採用時「警部補」、Ⅱ類は「巡査部長」となります。 一方、警視庁及び各道府県警察に採用された警察官の身分は「地方公務員」です。 採用時は原則として「巡査」です。(一部特別採用を除く) 巡査で採用された者は警察法で「地方警察職員たる警察官」と位置付けられていますが、順次昇任して「警視正」に任命された時点で「国家公務員」となり、身分が切り替えられます。 警察庁の警察官が都道府県警察へ出向して勤務する場合、警視正以上は「地方警務官」といいますが、巡査から昇任した警視正以上の警察官は「特定地方警務官」と呼ばれます。 警視庁の警察官は「巡査」「巡査長」「巡査部長」「警部補」「警部」「警視」「警視正」「警視長」「警視監」「警視総監」の各ランクがありますが、巡査部長以上警視までは国家と地方の公務員が混在していることになります。 (警視正以上は例外なく国家公務員) 警察庁採用の「警部補」「巡査部長」は採用後の実務のスタートは警視庁勤務が原則だからです。 (ただし双方とも二桁代前半の少人数です、10~20人程度)
明解で詳しい解答ありがとうございました。
階級によって異なります。警視(警視庁の一部の課長や警察署長)以下は地方公務員、警視正(警視庁の課長や大規模署の署長)以上は国家公務員になります。
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