国家公務員総合職技術系の採用について質問です。 私は化学・生物・薬学区分での受験をしているのですが、官庁訪問まで進めた場合に倍率が低い官庁を教えていただきたいです。

1149896951さん 大学入試でも経験済みと思いますが、 倍率＝採用予定数の何倍の学生が来るか、と、内定に至る難易度＝要求水準は必ずしも一致しません。 また、総合職採用であれば、技術職であっても、その専門分野の識見を生かして、その省庁が担当する我が国の課題に対して貢献することが求められますから、「総合職の官僚になれさえすれば何でもいい」というような考えが見透かされれば一発で落とされます。 また、「化学/生物/薬学」区分はいろいろな分野が相乗りしていますので、厚生労働省なら主に薬学の専攻者が医薬品に関する仕事をやり、環境省ならば、化学ならば各種の汚染対策、生物ならば自然保護をやることになります。 なので、興味も意義も感じられない省庁に行っても仕方がないし、質問者さんの専攻に合った仕事ができる省庁はせいぜい数カ所ですから、そこにひととおりは行ってみるのがよいのではないでしょうか。 上記のような面でのハードルが比較的低いのは、しいて言えば本省の幹部にはなれない外局での採用です。 事務系ほどは熾烈ではないとは言え、どこかの省庁に採用されるのは合格者の半分くらいなので、 フンドシを締めてかかって、専攻の分野から見てそれぞれの省庁の今の我が国の課題をどう見て、どうすべきかの識見を養うべきで、 其れを「どこでもいいから楽な道はないか」というような姿勢では、どこからも採用されません。