現役の消防官です。 警察大学校は「警視庁」ではなく、「警察庁」の機関です。 警視庁は東京都の機関であるのに対し、警察庁は国の機関ですからね。 消防にも消防大学校(総務省消防庁の機関)があります。 防衛大学校と警察大学校、消防大学校との違いは、防衛大学校は自衛官採用試験の区分の中に「防衛大学校学生」というものがあります。つまり、採用する時から防衛大学校で教育訓練(4年)を受けるように決まっているんです。言ってみれば「士官学校」です。 これに対して警察大学校や消防大学校は、採用区分にそれぞれの学生というものはありません。 警察大学校は、警察庁採用のキャリアで警部補になる職員が教育訓練を受けますが、この他にも現役の警察官で幹部(警部以上)になる者に幹部教育をしたり、それ以外の警察官に専門的な知識を身につけさせるための課程があります。 消防大学校は、現役の消防官に対して専門教育を受けさせることが目的の機関です。 課程にも色々ありますが、主には「都道府県の消防学校では受けられない特殊な、あるいは高度な教育訓練」をします。 そのため、教育機関も数ヶ月程度のものがほとんどです。
質問されている学校は、全て学校教育法に定める「大学」ではなく、国が設置している教育訓練施設になるため「大学校」であり、防衛省所管の防衛大学校、警察庁所管の警察大学校、総務省消防庁所管の消防大学校となります。 同じような機関として海上保安大学校や気象大学校などがありますが、各学校の教育カリキュラムや学生の構成にはかなりの違いがあり、将来の幹部要員として高校新卒者を対象に4年以上教育し、卒業時に学位授与機構から大学卒業と同様の学位を取得させる大学に違いものから、現職に対し高度で専門的な教育訓練を行うもの、国の幹部要員として採用された大卒者に対する初任教育を行うものまで様々です。
女性も幹部職員にかなり抜擢されています。 女性にしかすることができない業務内やもあり、女性が活躍する場面がかなりあります。 現場でも女性がいなければ解決しな...
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