警察官には大きく分けて2種類あります。 1国家公務員試験を受けて警察庁に入庁した警察官 2地方公務員試験を受けて警視庁・各道府県警察に採用された警察官 1の警察官は採用時から国家公務員なのに対して2の警察官は階級が巡査~警視の間は地方公務員。警視正以上になると国家公務員となります。 国家公務員試験にもⅠ種とⅡ種の2種類ありⅠ種試験を受けて警察庁に採用された人間は警部補、Ⅱ種試験を受けて警察庁に採用された人間は巡査部長からスタートとなります。 Ⅰ種採用の人間は採用後、無試験で階級が上がっていくのにたいしてⅡ種採用・地方採用の人間は試験を受けて階級を上げていかなくてはなりません。 また地方採用ながら警視正以上の階級に上がるのは一部の非常に優秀な警察官のみです。
警察官の階級は、下から順に巡査、巡査長、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、警視総監となっています。警視正以上が国家公務員で、警視以下は警視庁または所属する道府県警の地方公務員です。 主な役職は 警部補…本部(警視庁含む)や警察署の係長、交番や駐在所の所長 警部…本部の課長補佐、警察署の課長など 警視…本部の課長、警察署長、副署長など ノンキャリアの場合で説明しますが、現場に出るのはだいたい警部補までです。警視になれば所属長になれるので、かなり出世したほうだとも言えます。
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