キャリ警察官の目標というのは警視総監なのでしょうかそれとも警察庁長官でしょうか。
警察庁長官、警視総監、そのどちらのポストも、警察庁に採用され出世を重ねていくキャリア警察官にとっては、いわば「上がり」のポストです。 そして同時にこの2つのポストは、毎年多くて数十名ほどしか採用されないキャリア組の同期の中で、最後まで出世レースに残った優秀な2名のみが着任できるポストになります。 ちなみに警察官僚(キャリア組)というのは、この2つのポストを同列同格に見ています。というのも、警察庁長官と警視総監のどちらも、いわば警察官僚の出世の最高到達点であるため、どちらかの地位を射止めれば、それはトップに上り詰めたことになるからです。 警察庁長官と警視総監を比較してみると、まず警察庁長官は日本の警察で唯一階級が適用されない警察官ではありますが、その地位は警察官の最高位であり、警察庁の庁務を統括し、必要に応じて都道府県警察を指揮します。俸給も国庫から指定職8号俸(月額1,175,000円)が支給され、これは他省庁の事務次官、3自衛隊を統括する統合幕僚長、最高裁判所事務総長などと同等で、国家公務員としては最高の等級になります。 次に警視総監ですが、警視総監は首都警察たる警視庁のトップであり、その業務は他の道府県警察本部長と何ら変わることはありません。俸給は国庫から指定職7号俸(月額1,107,000円)が支給され、序列も警察庁長官に次ぐ第2位ではありますが、警視総監の権限はあくまで警視庁内に限定されていて、警察庁長官を補佐する階級上下位である警視監の警察庁次長の方が、長官が不在の時の指揮命令範囲が全国の警察に及ぶため、事実上は警察庁次長の方が権限は上とみなしてよいでしょう。 ですが警視総監が統括する警視庁は、警察官だけで4万人以上の人員がいる組織です。出世レースに勝ち残った警察官僚の中には、事務方のトップである警察庁長官よりも、実力警察組織の頂点である警視総監を「上がり」のポストとして望む人間も多いと聞きます。 お分かりいただけましたでしょうか。以上のような事情もあり、キャリア警察官にとっては、警察庁長官と警視総監、そのどちらのポストを目標としても不思議ではないということなのです。
ありがとうございました。参考になりました。
警視総監よりも警察庁長官の方が、圧倒的に立場が上なので警察庁長官の方が良いと思います。 だって警視総監は警視庁のトップで今後増える可能性の有る階級です。 そして警察庁長官は日本国全ての警察官のトップで一人しかいないですし、今後増える可能性の無い役職です。 さらに警察庁長官は今後大臣にだってなれるかも知れません。
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