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ブライダルコーディネーター

ブライダルコーディネーター

ブライダルコーディネーターになるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。転職希望者や一般大学生等を対象とする、短期育成を行う民間のブライダル教育機関もある。
ブライダルビジネスは比較的高額な営業となるため、採用後に社内での育成に力を入れる企業が多い。一生に一度のめでたい儀式として高額の費用を支払、結婚式・披露宴を行うお客に対して、親切で気持ちの良い明るい対応が求められる。婚礼に係る知識とお客の話を理解する気働きのあるコミュニケーション、更には高度化・多様化するニーズに応える創造的な企画力・プレゼンテーション能力が必要とされる。

また、各種のクレーム、トラブル等が発生した時に、迅速に対処できるよう、社内のコミュニケーションをしっかり取っておくことや不測の事態等への危機管理マインドが求められる。「ブライダルコーディネート技能士」を取得し、スキルアップする道もある。

仕事内容

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結婚式を予定しているお客に対して、挙式の相談にのり、企画・提案、費用の見積りを行う。予約を受けた後は、必要な段取り・手配を行い、挙式・披露宴が終わるまで必要な調整・進行管理を行う。

まず、お客の希望をよく聞いて、適切なプランを示し、わかりやすく説明する。お客に見積を示し、規約等をよく説明して予約(仮契約)を受ける。一定期間内に正式な契約(本契約)を結び、挙式・披露宴までの詳細について打ち合わせを行い、結婚式の進行、演出、装飾の企画・提案、見積書の作成、段取り・手配確認を行う。
挙式・披露宴当日は、受付のセッティングから衣装小物、美容着付、控室、席札、進行表、引き出物、両家紹介等の確認、司会、カメラマン、神官や牧師等との打合せ、ウエディングケーキ、食事、テーブルサービス、介添え・車の手配などに至るまで、約30~40項目にわたる調整と進行管理を行う。挙式・披露宴が終了したら、経費の精算を行い、お客に対して当日の報告をする。

企業によっては初期接客から挙式・披露宴当日までのプロセスを同一人のスタッフが担当する。「ウエディングプランナー」、「ウエディングプロデューサー」と呼ばれることもある。

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働き方の特徴

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結婚式や披露宴は、結婚式場、ホテル、旅館、レストラン、公共施設、宗教関連施設に加え、ハウスウエディング、レジャー施設やスポーツ施設、船上、海外などで行われ多様化している。

業務は土日祝日等の休日に集中することから、休日は平日に交替で取ることが多い。また、婚礼当日は勤務時間が早朝から夜間に及ぶこともある。パートタイマーやアルバイト、派遣労働者として働いている人も多い。給与は、正規従業員は月給制、パート・アルバイトは時給制が一般的である。婚礼当日の服装は、男性が略礼服や黒のスーツ、女性も礼装に近い制服を着用することが多い。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    695,070

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    164時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    464.4万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    41.4

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    22.2万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.76

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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