法律ガイドテーマ
職場でよくある労働問題のトラブル
労働問題についての法律ガイド。雇用主と労働者の間でよく起こる労働トラブルについて、法律の基礎知識の解説、判例や対処方法を紹介。
記事一覧
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- 働き方改革関連法で何が変わる?対応すべきポイント
- 働き方改革関連法は、いくつもの法律の改正が含まれるもので、労働基準法、労働安全衛生法、労働契約法、パート法、派遣法などの法律が対象となっており、改正内容も多岐にわたります。働き方改革関連法で対応すべき8つのポイントについて説明します。
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- 均等・均衡待遇について
- 働き方改革関連法で「雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保」が謳われました。これは、有期雇用、パートタイム労働、派遣労働であっても、正社員(直接雇用・無期・フルタイム労働者)と比べて「公正」な待遇とされなければならないということです。
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- 高度プロフェッショナル制度について
- 高プロは、よくマスコミで、働いた時間ではなく成果で賃金が決まる制度などと言われてきました。しかし、賃金制度ではなく、労働時間規制のすべてを適用除外とするものです。また、高プロの導入には、対象労働者本人の同意が必要とされています。
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- 非正規雇用(パート・アルバイト)、ダブルワークの社会保険について
- 社会保険とは、労働者が怪我や失業、加齢などにより働けなくなった場合に給付を受けるための制度です。具体的には、医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の総称です。非正規雇用、副業の社会保険の適用についても詳しく説明します。
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- 解雇の金銭解決制度について
- 解雇の金銭解決制度とは、解雇をめぐる争いが発生した際に、使用者が労働者にお金を支払ってその紛争を終了させる制度です。現在の日本には、その制度はありません。法律での導入には経営者側と労働者や労働組合で賛否が分かれています。
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- パワハラ・セクハラについて
- 事業主は、セクハラが起きないように一定の措置を取る義務があります。一方、パワハラはセクハラとは異なり、制限するような法律は、現在はありません。ただし、だからといってパワハラが許されているわけではありません。
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- 労災保険に未加入時の給付手続きと雇用主のリスクについて
- 1名でも従業員を雇う者は、労災保険に加入する義務があります。労災保険に加入していない雇用主も存在していますが、労災保険未加入で労災事故が起きた場合、雇用主は事業開始時期までさかのぼって保険料を納めたり、違反金の支払いが生じます。
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- 労災保険とは?労災加入の例外と労災給付の争点について
- 労災保険とは、仕事中や通勤途中の事故でケガをしたり、業務が原因で病気になった場合に労働者や遺族に保障を行う制度で、一人でも従業員を雇う者は、労災保険に加入する義務を負います。例外的に小規模な農林水産業などは加入は任意です。
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- 過労死の認定基準と会社の責任について
- 長時間労働などが原因で、くも膜下出血、心筋梗塞などの脳・心臓疾患を発症して死亡した場合、業務が有力な原因であると認められれば、労災として認定されることとなりますが、会社が責任を認めない場合は、裁判で争われることになります。
<いつもと違うしごとも見てみませんか?>