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過去の経験で得た考え方と工場内で求められた結果についての考え方のギャップが大きかったです。 具体的な内容には触れませんが、品質部門としてのあるべき回答と工場内での立場における回答とのギャップとでも述べておきます。 会社の考え方として、品質部門を工場長の下につけていたというのも大きなギャップでした。製薬会社としてはあまり一般的な考え方ではないように思いますが、サノフィでは一般的だったという事でギャップを感じました。
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年1回年末年始に昇格、昇給のチャンスがあります。管理職への登用にはマネージャーになるための試験があり、この試験をパスしないと一般社員から管理職には上がれないシステムとなっています。上司のお気に入りとかの理由でなく、客観的な評価(試験)があるのはいいことです。 年一回の昇給では、部署内の上司の段階で評価まで完了します。実績だけではなく、自身の勤務態度やどのように実績に至ったかについても評価されます。 会社としては、事業部門や海外の他の工場とパフォーマンスを比較をするシステムがありますが、工場としてのパフォーマンスが良いと、個人評価に加えて全体のプラス補正があるようです。実際に自分たちの工場がどういった立ち位置にあるのかを客観的に知ることができるようになっているのはグローバルな会社の一端を担っているという認識を持てていいことだと思います。
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品質部門としての業務として考えると疑問を持ってしまうような業務もありましたが、今までに経験したことが無い安全管理に対するアプローチや自部門の現場(QCラボなど)に対する安全管理の方法などは新鮮に感じるところがありました。グローバル全社的なアプローチとして安全に対する意識を高く持っていたのはいいことだと思います。
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採用場所は成田工場でした。成田駅や京成成田駅から徒歩でも通勤可能な利便性のいい場所にあったということが、物理的な入社決定の理由でした。 キャリア転職だったため業務内容についても過去の経験が十分に生かせるという事と、どのような業務上の問題点や改善点などがあるかなどについて、想定しやすかったという事も理由の一つでした。 部門のマネージメントや海外との日常的なやり取りもある部署でしたが、そのあたりも過去の業務と照らし合わせて想像できる内容でした。 業務の内容的に想定ができ、過去のキャリアが生かせる事に自信があったことと、別項目でも書いたように報酬とのバランスが悪くなく、転職しても以前の職と比べて報酬面でネガティブなインパクトが無いことを十分に考えた上で転職を決めました。 業務内容と報酬のバランスについては、事前に情報収集していた通りで問題なかったと思います。
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職場の雰囲気を知りたかったため、応募前の聞き取りをzoomでやらせてもらえました。柔軟に対応される姿勢は良かったと思います。キャリア採用であったためだと思いますが、一般的な常識テストや語学力テストなどはなく、履歴書などの書類選考以外は、すべて面接のみの採用プロセスでした。コロナまん延が進んでいたため、面接はすべてzoomで行われました。聞かれた内容は業務に関することばかりでしたので、詳細は省略します。日本語での面接は一次面接だけで、二次面接及び最終面接は海外にいるレポートラインになる方との1on1形式でした。もちろん、二次及び最終は英語のみです。英語に自信がない人は、聞かれそうな内容をあらかじめ英語で考え準備しておいた方がいいでしょう。すべてのプロセスで面接時間をオーバーするようなことは無く、きっちりと時間どうりに開始、終了しました。
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職場の雰囲気は和気あいあいとまではいいませんが、ぎすぎすしたようなところは無く、一つの部署としてのまとまりはあったように思います。成田工場の品質部門全体では、品質保証と品質管理の二つのグループが存在していますが、それぞれのグループ間でいい意味の競争関係があり、お互いに競い合っているような雰囲気はあります。また、本社の品質部門との間においても、成田工場との間で大事な業務は協働して進められ、しっかりとした協力関係があったように思います。委託製造を管理している部門も本社にあるのですが、その部門とも必要な情報は交換し、大きな会議などは協働して進められいてます。総合的に品質関連の部門において、雰囲気は悪くなかったと思います。
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中途入社で遠隔地から単身赴任で仕事をしていたが、赴任に関する費用、住居契約に関する費用などは何も補助が無かった。社宅制度は社内規定として存在するが、中途採用者には適用しないと言われ、福利厚生として存在したのは少額の住宅手当のみであり、中途採用者には福利厚生としてほとんど何もないに等しい条件であった。 退職金制度としてDCがあるが、受け取り可能な前提となる最低勤続年数について何の説明もなかったにもかかわらず、退職時には全額回収された(DC口座移換時に移換金から在職時の支給額が削除された)。 賞与について、社内規定に準じると在職期間に応じて3か月分の賞与が発生するはずであったが、上司の一存で在職期間が短い人には払わないと言われ、支給されなかった。
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休暇は有給休暇以外にラメゾン休暇というものがあります。年間二日間だったと思いますが、有給休暇とは別に設定されており、休暇を取る際には先にラメゾン休暇からの取得を強く推奨されます。まあ、休暇があること自体は良い事かと思います。
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