企業内の通訳翻訳について。

言語は英語をご希望ですか？ 英語の会議通訳者をしていますが、大学を出て、最初就職した会社では、業務の一部に英語の翻訳と通訳も入っていました。そういう仕事からスタートして、数年後に会社を辞め、フリーの通訳者になるというのが、英語の通訳者の多くの人の経歴だと思います。 普通、企業は、社内で翻訳や通訳も業務の一部となる仕事をさせる人は、新卒で、大学での専門が英語やその他の外国語であったり一部の大学の英文科、英語教育学科や、私が卒業したICUのように大学での英語教育がよく卒業生は英語が達者だと思われている大学の人を当てると思います。大手企業では、経験は問わず、新卒で、入社した段階で英語がある程度即戦力になる人を雇って、そういう仕事をさせているのが大半です。 英語のネイティブ・スピーカーの社長の専属の通訳をしていると言っていた人を知っていますが、それも、毎日業務樹間中ずっと通訳をしていたわけではなく、社長のセクレタリーであり、必要な時には通訳をするというだけです。 民間企業に勤務していて通訳の仕事をしている人の殆どは、こういうケースで、外国人の社長、部長などのセクレタリーとして働いています。その多くの人が、英文速記やセクレタリー業務の職業訓練は受けているけど、通訳の訓練は受けていなくて、メモの取り方等の通訳技能は身につけていません。 派遣会社も、今、経験者でないと、翻訳や通訳の仕事はさせないはずです。以前、どんな仕事でも、未経験者に対して「経験があると言いなさい」と言って、企業に派遣していて問題になった派遣会社がありました。 また、一度、派遣の仕事をすると、良い企業に正社員で就職するのは難しくなると思います。 それから、翻訳と通訳は、全く違う仕事だし、技能も全く違う物が求められます。性格的にも、翻訳向きの人と通訳向きの人に分かれる事が多く、両方を器用にこなせる人は稀です。 質問の意味がよく判らないのですけど、英語を話す仕事につきたいということでしょうか？ 楽天に就職すれば、社内の公用語が英語になるそうですよ。その他、人数が少ない外資系企業で、英語のネイティブ・スピーカーが社員の大半を占め、日本人が少ない会社であれば、日本国内で会社勤めしながら日常的に英語を話す事になると思います。 中途採用が多いのは外国の在日大使館の職員だと思います。 他にも英語を話す機会が多い仕事は色々あると思いますが、日本の航空会社に勤務している人達は、英語を話す仕事とは言えないと思います。