理科大、中央、法政、芝浦、都市(武蔵工)大、日大理工、千葉工大の土木工学科なら、どこに進学するのが一番良いですか？

土木工学関係のことをしっかりと学べる内容（中身）で選ぶなら 芝浦、日大理工、千葉工大の3校が、伝統校的にもカリキュラム的にもしっかりしていると思います。 芝浦の土木はメートル法を日本に根付かせた事で知られる、鉄道界のドン松縄信太の支援を受けた学科なので、土木に力を入れています。日大理工も建築構造学のドン佐野利器の援助を受けた学科であり、建築と共に定評があります。千葉工大の土木は日本土木学会の会長も務めた福田武雄先生によって創設されました。福田先生は橋構造物の権威者で、千葉工大に土木という建築学とは違うジャンルの学問を根付かせました。ちなみに福田先生は千葉工大と同年に設立された姉妹機関、東京帝国大学第2工学部（東京大学生産技術研究所）の創立などにも尽力され、所長を務められた時期もあります。 理科大はもともと理学中心の学校で、工学系学部が出来たのは1960年代以降と一番実績が少ないです。加えて中央と法政はもともと文系の法律学校の上、現在の工学部の前身は戦時中に戦争完遂の為に新設された工業専門学校を起源としており、どちらかというと金のかかる土木建築工学より伝統的に機械系を売りとしている総合大学です。