イメージ映像で運送業者立会のもと 検査とか見ますけど、 税関ってもちろん全数検品してないですよね？膨大な数のコンテナがあるわけで、それも入出だし

はい、今はEDI(エレクトリック ドキュメント インターチェンジ)電子通関システムで輸入申告、輸出申告を行いますが、その申告内容で、弾かれた物！不審な物！が検査対象になります。 写真の講師の私が以前勤務していた、いすゞ自動車が、韓国の現代自動車に、コンテナに詰めたジェミニ(当時のいすゞの乗用車)のモックアップ(自動車の等身大模型)を輸出申告した際、直接、海外業務部長だった私に横浜税関から電話があり、説明と現物検査をしたいと言われました。 理由を聞いたら、申告商品名が"いすゞGemini.PF5型"で、申告商品価格が、2000万円だったのです。 税関さんから、『いすゞGeminiって、ゴールドフィンガーの車ですか？』と、嫌味を言われて、私は輸出を乙仲にお願いした、小型車設計部に問い合わせしましたら、モックアップを作る材料費と10人ほどで、半月ほど作業した人件費をみて、2000万円としました！と言うことでした。 税関に説明に行き、コンテナを開けて、中を見せて、事務作業としては、一旦輸出申告の取消しを行って、再度"自動車のモックアップ模型"2000万円で、輸出申告をしました。 o(^_-)O この様におかしな条件だと、電子通関システムに引っかかります。