私、現在機械工学科の大学院1回生です。来年に就職活動を控えていますが、好きだということもありマツダの設計、開発をしたいと思っています。しかし、インターネット等の情報では他の自動車メーカーと比較し給与の

マツダをダイレクトに知っているわけじゃないですが、院卒でスズキに入社している知人の息子が「安い安い」とこぼしています。業種は異なりますが、製造業にいる入社一年遅れの身内のボーナスなどを言いますと「あ、全然、そんなにない」と。 特別なファナックなどの高給企業を除くと、製造業のまあまあ上の方では院卒３０歳で年収600～650万が一つの基準になると思います。身内がそんなところ。 どこも総合職は入社して数年後には裁量労働制になると思うので、残業の多さは年収には反映されません。トヨタが30歳で700～800万に乗せて、アタマ一つ抜くでしょう。ですから30歳で500万台ですと、大企業（製造業）ではちょっと安いのか、という印象はあります。 初任給は横並びでどこも大して変わりはありませんから、まだまだ横並びで来る３０歳ぐらいの年齢でどうなのか、そして、一選抜課長で大台に乗るのが何歳ぐらいなのか（身内の企業では38歳ぐらいです。つまり同期のトップを走る数名は３8歳で1000万という税込年収を見られるが、税金の多さにため息をつく） 春闘などの妥結額を見ますと、好況企業はやはり「出して」いますね。 表向き係長とか、そういう役職名がつかなくとも、内部ではかなり細かい人事査定による階級がついていますので、３０歳ぐらいで表向き横並びでも、査定のいい社員はこの先がガンガン上がってきます。 本来的に年収は課長になってからが伸びるので、入社してからの年収は「自分で掴む」という考え方のほうがいいんじゃないでしょうか。 「どの程度の生活を送れるか」という点については、日本において「普通」の生活を送れると思います。マツダの社員家族が、普通以下の生活しか送れない、などは聞いたことがありません。スズキ社員の「その子」も結婚して普通の生活を送っています。子供が５人もいる、となればなかなか大変でしょうが、そういう個々の事情のほうが大きいと思いますので。 身内は、いまは共稼ぎをしているので、世帯収入では大台にあって地味暮らしをしているので近未来に不安はあまりないのです。この先、どうするかわかりませんけど、年収が少なきゃ少ないなりに夫婦で考えていくので、いまから心配したってしょうがないですよ。希望する企業にサクサクと入社し、気持ちよく働けるほうがいいじゃないですか？