企業の採用選考は学生の何を見ているのですか？

新卒採用なら、青田買い、先物買いで、「未就労の若者の将来性を期待して採用する」のです。 新卒が無期雇用の正社員になったら、定年まで40年近くも働くのですから、企業が欲しいのは「万年平社員タイプ」ではなくて「入社後に成長して、会社の事業を引っ張っていってくれる人」です。 就職活動では、学生さんの「過去」と「現在」の様子から「将来」が予測され、その将来像に対して合否が出るのです。就活では、エントリーシートや面接によって「過去から現在に何を経験してきて、それによってどう成長してきたのか」と「これからどうなろうとしているのか」をしつこく聞かれるでしょう。 就活で話す内容には、客観性が求められます。主観で「熱意は誰にも負けません」とか言っても通用しないのです。例えば映像系の仕事なら、熱意があるのなら部活でも趣味でも何かしら映像制作活動しているはずですよね？ そういうところを見られますよ。