戦前の日本の徴兵制度で海軍か陸軍かの配属先はどのように決めていたのですか？本人の希望で選べたとは思えないし、漁村育ちで泳げて船酔いしない人が海軍でそれ以外は陸軍とか？空軍はなかった

その他の回答（3件）

• 徴兵は地元陸軍歩兵連隊です。 卒業した尋常小学校の都道府県が属する歩兵連隊です。 在郷軍人会が地元小学校の卒業生名簿から徴兵しました。 例えば南九州を統括した 陸軍熊本第6師団 歩兵熊本第13連隊（熊本県徴兵） 歩兵都城第23連隊（宮崎県徴兵） 歩兵鹿児島第45連隊（鹿児島・沖縄県徴兵） 歩兵大分第47連隊（大分県徴兵）日中戦争勃発後、第48師団に所属変更 戦争末期 水産高校生は海軍水上特攻隊、大学生は海軍風神特攻隊など建前上、志願兵として海軍特攻隊に配属されました。

  回答日2018/08/16 17:14:16

  なるほど1

  axy********さん

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• 徴兵業務は初期は陸軍省と海軍省が別々に、その後陸軍省が統括しました。海軍は陸軍に毎年徴兵したい数を伝えて集めてもらっていました。 こちらに参考資料があります。 http://okigunnji.com/?p=1236 簡単に説明すれば、陸海軍は一定数を各市町村に割り当てて徴兵予定者を決めます。ほぼくじ引きに近い状態です。その際に、母子家庭、要介護家庭などで徴兵対象者が兵隊に行くと生活に困窮を来たすものは「兵役猶予」となったようです。 各市町村の戸籍係の隣に兵事係があって、20歳を迎える成人男子のリスト【徴兵適齢者名簿】を作成し、徴兵検査後に現役徴集、補充兵役、その他（兵役猶予中、すでに軍隊に志願しているもの、士官学校生徒など）、兵役免除等に分けます。 現役徴集者となった場合は、その後に陸海軍に分けられて、徴兵検査の年の年末か翌年1月初めに入営することになります。 入営すると【兵籍簿】に記載されて実績が追記されていきますが、いったん兵籍が陸軍と決まったら海軍には入れなくなる掟のようでした。 ですから、徴収猶予をうけているか、まだ入営(教育入営含む)していないうちに、志願して軍に入る場合だけが自分で陸海軍を決めることができました。 なお、海軍へは全国から徴兵があり、山育ちで泳げない人もたくさんいましたが、そういう人は本当に大変だったようです。 割り当ては港のある市町村が多かったのは確かなようですが、漁師だから海軍に徴兵されたと言うことはないようでした。

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  回答日2018/08/15 13:46:27

  なるほど2

  kuronekofanさん

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• 徴兵制度では、陸海軍の選択はできませんが、 別途、志願兵制度があり、こちらは国民が自ら志願し、 希望する兵種の試験を受験できます。 例えば、海軍パイロットになりたければ、 飛行予科練習生の試験を受験し、合格すれば、 パイロットになるための、教育が受けられます。 海軍では、この志願兵の比率が高く、 陸軍では、志願兵が集まりにくく、 徴兵での兵隊採用が多かったのです。

  回答日2018/08/14 22:27:56

  なるほど2

  jun_jun_kwさん

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