国鉄末期はJRに残ってもらいたい職員やJRに採用予定の職員から先に辞めていきました。原因は何でしょうか？

回答（5件）

• 若手の有望株が多く転出しました。国家公務員へは30歳未満が条件でしたが東京都は３５歳未満としましたので、助役試験に合格している主任クラスの職員が多数受験、採用されました。その中には、東海道線の列車司令や、八高線のディーゼル機関車の機関士から蕎麦屋に出向させられていた人物もあり、多様でした。技術職も土木を中心に優秀な人材が多く、現場では重宝されました。その後管理職試験に合格した者も多数います。

  回答日2021/06/09 12:43:07

  leo********さん

  違反報告する

• 私は当時中の人で転職して旅行会社に行きました。 あの当時の職場の空気は中にいた者しか分からない事ですが、冷たい空気で殺伐としていました。 それが何より嫌でしたね。 それに転職先として用意されたのは官民共に一流が多かったです。 あの森友問題で自殺した財務省の赤木さんも国鉄からの転職組でしたね。

  回答日2021/06/09 11:27:46

  なるほど1

  yok********さん

  違反報告する

• この原因は多数あります。 国鉄が行き詰っているのは職員には周知でしたが、どういう経営形態になるか、なかなか決まらないのは余計に不安でした。新卒者採用を停止したので後輩が入ってこない組織になり、その不安感から、エリートや実家に財産のあるものから、有利な転職先を探すようになります。 既出の「沈没船から逃げ出すネズミ現象」は、技術系の幹部採用職員にとくに多く見られました。1980年代は、円高不景気といっても、日本経済は成長期であり、高学歴の人材は、若ければ大企業に引く手あまたでした。 国鉄再建監理委員会は、分割民営化後の必要人員を18万3千人と見積もり、約9万人が過剰とされ（1986年4月時点）、そこで希望退職を募って、公務員、特殊法人、民間企業などに約7万人の再就職をあっせんしました。 国鉄経営が行き詰った理由は、マイカーの普及での地方での需要が減っている現実を軽視して、合理化や配転ができなかった巨艦であったことです。しかし多くの職員は、その巨艦ゆえに「なんとかなるさ」と安心しており、この時「新生分割国鉄」の将来が見えなくなります。 何時の時代もマズゴミが 過剰報道するので、家族などから「国鉄は新生してもダメだから」とせつかれて、残るより転職を選択した人も少なくありません。 本州の新生JRの経営が順調に進んだ史実からみれば、この不安は失笑モノですが、当時の全国鉄道サービスへの悲観論がこういう行動を生みました。 また国鉄時代は管理局単位の採用者が大半で、故郷を遠く離れて大都市圏で働く必要など皆無でしたが、「北海道九州といった経営が厳しいJRには、求人が少ない」と見込まれたので、JRに残れても大都市圏への移住を余儀なくされる人々は少なくないと予想されました。「だったら、故郷の民間企業で働く」と転職した人もいました。 また 国鉄職員が積み立てた年金資産が非常に乏しい（使用者側の負担金が移行できない）ので、「新生JRの短い期間の年金積立だけで、定年後を過ごさねばならない」、と知ったので、早めに脱出して民間企業に移った元国鉄職員も相当、いたようです。 この最後の項目は、わかりにくいですが、昔のSL中心時代の国鉄職員は退職後の寿命が一般より短い、という理由で、退職後の年金積み立てを抑えていてもよかったのです・・・ 80年代以降は長生きしますから、退職後に備える資金の必要性は非常に大きくなります。しかし積み立て金が乏しい・・・

  続きを読む

  回答日2021/06/09 11:27:09

  きりきりびとさん

  違反報告する

• 当然だよ リストラや経営不振の企業からは 優秀な人ほど、見切りをつけて、より良い環境（他の企業や起業）を求めて去って行く。 優秀なやつほど、見切りの判断も早い 優柔不断や、他の企業では使い道が無いやつほど企業にしがみつく どこでも同じだよ

  回答日2021/06/09 08:43:33

  なるほど3

  tan********さん

  違反報告する

• 「沈没船からネズミが逃げる」のと同様。 国鉄に限らず「左前」の一般企業でも普通に見られる現象。 「残ってもらいたい」＝「目端の利く」人材。そんな人材は引く手数多。 何も不思議な現象ではない。いわゆる「自然現象」の範疇。 それが国鉄解体時にも起きただけのこと。

  回答日2021/06/09 08:39:28

  なるほど2

  aon********さん

  違反報告する