採用時点で運転士と駅務を分けることはあり得ません。 そもそも運転士は鉄道事業者の従業員の中から動力車操縦者免許という国家資格を取得した者が就く職ですから、運転士として採用されることはあり得ないのです。 まずプロ職・エリア職などでは採用試験の際に医学適性検査(医適)と運転適性検査(運適)を受けるのですが、この時の医適は「運従2種」レベルであって、駅係員(輸送職)や車掌に必要なレベルに留まります。 運転士になるには、もっと厳しい「運従1種」にパスする必要がありますが、差別になりかねないので採用試験時は脳波や心電図、聴覚20㏈まで必要な運従1種までは行いません。 普通の身体検査と視覚・色覚や聴覚40㏈(会話音正常)程度なのです。 ほかには運適でクレペリンや注意配分・瞬発力などが科せられますが、これも採用時にはそれほど厳しい条件はありません。 しかも民主国家 日本国では採用に関しての差別は許されず、極端な例としては障がい者採用枠までありますから、運従2種や医適に不合格でも採用での差別は決して行わないのです。 また、ひとくちに駅係員でも信号担当や操車担当、駅長業務(運転取扱)という職、あるいは車掌などがあり、こうした職に就くためには運従2種が必須なのです。 これらの職と運転士を一括りにして「運転従事員」と言います。 鉄道は自動車のように運転手ひとりで気ままに運転できる交通手段ではありません。 列車・車両を操縦する運転士のほか、分岐器(ポイント)と信号を扱う係員や合図などを行う係員、指令員や駅長業務を行う係員など、運転従事員の連携によってシステマチックに運行されているものなのです。 ですから、採用時で分けられるのは >運転士と駅務に分けられる のではなく、運従2種の適/他職適かを分けるだけです。 すなわち運従2種で「他職適」となれば、事務や営業などの職に割り振られることになり、 運従2種で「適」であれば、やがて車掌試験や運転掛系統の試験を受けて駅で運転取扱をする職に就けるコースになれる「輸送」系統や技術部門に採用されることが出来るわけです。 しかし運転士になるには、さらに動力車操縦者養成所入所試験と運従1種にパスする必要があるわけです。(元運転士)
参考になります。ありがとうございます。
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