NTTデータなど大手企業でのSEの業務・労働環境について教えてください。

ＳＥ歴２８年です。 ＮＴＴデータさんとは一度だけ２年ほど 仕事でお付き合いした事がありますので 分かる範囲でお答えします。 ・SEの具体的な業務内容 ＮＴＴデータさんはいわゆる「大手請け元」なので 大企業や官公庁からシステムの仕事を受注しています。 ＳＥの仕事は「どのジョブに当るか？」で大きく違います。 「顧客と実際に設計＆開発を行う外部業者のパイプ役」 「外部業者の進捗及び品質管理」 「開発したシステムの納入前のテスト」 「既に納入したシステムの運用管理」 といったところが多いのではないか？と思います。 自社開発（つまりＮＴＴデータの人間がプログラムを作る） ケースはあまり多く無いと思います。 ただ大抵の方はなんらかのプログラム経験はあるようなので 入社して暫くはプログラム作成のプロセスもあるのだと思います。 ・労働時間(残業、休暇等) ＮＴＴデータさんに限りませんが情報処理業務では 「ヒマな時期」と「超多忙期」が極端にに分かれます。 私が一緒に仕事をしていた時も初動段階では定時退社でした。 しかしだんだんと開発が佳境に入ってくると残業が増えていきます。 スケジュールが間に合わなくなってくれば徹夜もありますし 休日出勤も有りです。いよいよシステムが稼働開始となると 最初は２４時間体勢でシフトを組んでトラブルに備えます。 稼働開始して数か月するとだんだんと落ち着いてきてヒマになる。 というサイクルを繰り返します。これはシステム開発業全般にそうです。 ・給与 すみません。これは分かりません。 ・業務のこなし方(グループワークとなるのか、個別な作業が多いのか等) システムの仕事で「個別作業」というのは「有り得ない」と思って下さい。 全てグループワークです。 一見「個別作業」に見えるかもしれませんが、みなチームワークで動いて いるのです。最も例外が無いとはいえませんが、それは本当の例外です。 ＞それと、新卒の採用ではすでに学生時代の段階でのプログラミングの 知識・経験を持ち合わせていることが前提となるのでしょうか？ 前提とはならないと思います。 あればより良いのは当たり前ですがプログラムに使用する言語は マシンやシステムによって違います。 そしてジョブによりマシンやシステムは違う事が多いので 事前に１つのプログラム言語を勉強しても損ではありませんが 実践では役に立たない事が多いです。 そもそも学生時代に勉強や趣味で作ったプログラム経験は 実作業では「無いよりまし」という程度であることが多いです。 仕事で作成するプログラムは仕様書に記載された内容を指定された 期間までに決められたルールで作り、かつ十分なテストも実施し そのテスト結果も報告しなければなりません。 コードレビュー（プログラムのソースチェック）が行われる事も 多く不備があればどんどん指摘されます。 こういう経験を積み重ねて仕事としてのプログラミングを覚えて いくので学生時代の経験は無くても問題にはならないでしょう。 ＞転勤についてもご回答を頂きたいです！ ＮＴＴデータさんは東京都内だけでも実に沢山の社屋を持っています。 また日本全国に展開されていますので転勤は有ると思っておいた 方がよいと思います。 もっとも、これも「どのジョブにあたるか？」次第のようで 私がお付き合いした時の方は「僕はずっとここ」と言ってましたね。 ただ私がいた期間内だけでも数人の方が転勤されましたので この方は例外と思った方が良いです。 ただ、例えば 東京→北海道 とかの遠隔地は少ないと思います。 転勤といっても 品川から浜松町へとか近場の転勤が多いように 思われました。ただこれも正確にはわかりません。