機械設計のCAD業務の請負をやっています。

契約金額＝請求金額が普通です。見積金額＝契約金額なら、見積金額＝契約金額＝請求金額となります。 請負形式ならば、請負契約で請負金額（契約金額）が決まっているはずです。 正式な契約書でなくても、客先から請負金額の記載された発注書が来るのが普通です。 弊社は50社以上の客先と取引している設計会社ですが、 どの客先とも請負の場合は、請負金額＝請求金額 です。 >見積りは多めにとり実工数で請求 これこそ、悪しき昭和時代の習慣では？ そのやり方は「請負」とは言いません。 ※難しい法律は分かりませんが、それを請負と言ってるなら 労基から指導が入るらしいです。 客先から、時間精算、工数精算を希望された場合は、 弊社では派遣契約で仕事をしております。 ※派遣契約は、人を送り出す側の会社が派遣業の許可をとっている必要があります。 >請負う案件は全体像がはっきりしていない状態で検討していく 設計業なんて大概そんなもんでしょう。 次から次へと変更や追加要望が入るのは当たり前。 請負でやるなら大損するか大儲けするかは、ある意味ギャンブルです。 有る案件がコロナ禍の影響で中止になりました。 設計は既に着手していたため、客先は全額払うと言ってくれました。 まだ着手したばかりなので、全額は要らないと言ったのですが、 「契約額から減額すると処理が面倒になる」との理由で全額払ってくれました。 （減額に関する特記事項が契約書の書かれていなかったので） 支払う側も、契約金額と支払金額が合わないと、色々と面倒な事になるみたいです。 あなたの社長は、どんな意図で言っているのか分かりませんが、 間違ったことを言っている訳ではありません。 もしかしたら税理士さんや社労士さんとかに 「請負でこんな事してたらあかんよ」って忠告されたのでは？