東京消防庁の3交代制について。

新人の頃は、何かしらの行事があれば出勤に指定される確率は高いです。 しかし、それは既婚者か子供のいる職員よりも休日の予定を組み易いと言うこともあると思います。 そして、新人の頃は、ドコか遠慮して休みが取りづらいと思います。 しかし、最近では全庁的に有給休暇の取得促進の流れで動いています。 さて、イジメについてですが、我々が活動する災害現場は、常に危険と隣り合わせです。自分の小さなミスが、自分自身だけではなく、要救助者や他の隊員をも危険に晒す可能性もあります。 当然、活動訓練は厳しいものになります。 罵声も浴びせられる事もあります。 しかし、それは命を守るための『厳しい指導』です。 消防署の交替制職員は、３日に一度は丸々２４時間一緒に勤務しなければならないんです。出勤や訓練以外は和気あいあいとしていなければ、身体的に持ちません。 イジメは皆無とは言えません。しかし、厳しい職場ながらも、イジメ自体は少ないと思います。 なぜなら、災害現場で大切なのは、隊員同士の信頼関係です。年の三分の一は一緒に過ごしています。お互いを知り、信頼関係を築き、消防隊としてのチームワークの醸成にはイジメは相反する事ではないでしょうか？ 補足に対する追記； 交替制職員は、三週間に一度、金曜日に日勤業務があるので、その時に係員に指定される場合が多いです。 土、日に指定されるのは、震災訓練や水防訓練等で、年にそう多くないでしょう。