レスキュー隊員について

他の消防本部のことはわからないので、とりあえず私が勤めている東京消防庁のことをお伝えします。 ①高卒も大卒も関係ありません。学歴は関係ありません。 父上の言われた｢頭を使わない｣なんて、とんでもない。レスキュー隊員は百種類以上ある救助活動に使う資器材(道具)のスペック・性能限界等を隅々まで記憶しています。また、あらゆる災害に対応するために過去の事故を覚えて訓練を重ね、現場に備えます。頭を使わない人間は現場に立てません。 さらに言えば福島原発に行った隊員の多くはＮＢＣ災害(意味は自分で調べてね)に特化して選抜されて教育を受けた化学のスペシャリスト達ですよ。 ②身分に違いはありません。同じ地方公務員の消防官です。ただ、東京消防庁のレスキュー隊の隊長は通常は消防司令補で他本部は消防司令の階級の人がやるみたいです。 ③とりあえず高卒でも大卒でもいいので消防官採用試験を受けて合格して消防官になりましょう。東京消防庁ではそこから、倍率約１０倍の特別救助技術研修選抜試験を合格して地獄の研修を終えて所属で努力を重ねた人間だけがレスキュー隊員になれます。 ④余裕です。前に１５０cmぐらいの元レスキュー隊員と一緒の所属にいました。うちの採用試験の基準は１６０cm以上のはずなんですが…(^_^;) ⑤とりあえず一生懸命勉強をしてください。あとスボーツの部活をしてください。何でもいいですが、個人的には野球、ラグビー、アメフトがオススメです。 補足を受けて とりあえず偏差値６０ならそこそこの努力をすれば採用試験は通るでしょう。偏差値３０の高校から毎日１２時間の勉強をして入庁した私に比べれば現実的です。まあ、体力については採用試験の段階では｢健康で人並みにあれば良い｣程度なのでそんなに心配することは無いと思います。お父上に理解を求める対応については人生相談になるので専門外です。ゴメンねm(__)m