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コロナ流行期には一時期だけ特例としてテレワークやリモートワークを認めていたが、収束前でもある程度の感染者数減少傾向が見られると企業判断で出社がマストな状態に戻るも医療機関での営業活動が暫く厳格に規制・制限されていた為、営業職としては全く仕事にならずに通勤・出社することだけが仕事のような時期があった。結局、営業所に人が集まってしまう為、皆が皆それぞれで感染しない・させないようにする為にやたらと気を遣ってストレスを感じながら各々勤務していた。
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医療ガスや医療ガスを用いて臨床使用される自社デバイスの販売、在宅医療に用いる自社デバイスのレンタルと自社デバイスを使用して在宅療養中の患者のお世話(非医療行為)が主たるビジネス。 一部の地域では、病院内に張り巡らされている医療ガス配管設備の工事を請け負うビジネスも展開。 全ての案件に於いて、直接的・間接的又は大なり小なり何かしらの医療に貢献出来るという点でやりがいを感じることが出来る。
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人事考課制度は設けられているが、正当に機能しているかは殆どの従業員が疑問を抱いていると思う。 営業職であれば勤務地や前年度との数字の比較及び評価期間内のプロセス考課等が総合的に考慮されているのは理解出来るが、例えば2億円の売上計画に対して2億5千万円の実績を残した営業と1億円の売上計画に対して1億100万円の実績を残した営業で評価や賞与支給額がほぼ変わらないというケースも見受けられ、勿論前者のモチベーションは上がらない。ともすると誰もが後者を目指そうとするのは容易に想像が出来る。 また中間管理職やマネージャーである四、五十代がボリュームゾーンであり、その下の世代の昇格は頭打ち状態である。
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営業マンは担当する製品セグメントが多岐に渡る為、一見ジェネラリストと思われがちだが突発的な患者のお世話も対応しており、限られた時間且つ患者からいつ連絡が入るか予測出来ない状況の中では、どのセグメントも広く浅くしか注力出来ない実情。故に専任を設ける競合よりもじっくりと腰を据えて顧客との信頼関係を構築することが出来ず、ロストする案件も多々ある。外野は『業務がバッティングしたら、同僚や部下に仕事を振ればいい』とは言うものの振られた側も何かを犠牲にしなければならず、そもそも個々の製品知識やスキルが統一されていない為に専門性の高い案件こそ頼める先がない。また担当エリアによっては、地域柄過疎地であったり僻地であったりマーケット自体がそもそも無く携わらないセグメントもあり、組織としてもそこに数字を求めない為、担当する仕事量に不公平が生じる。よりマーケットが大きく、ひとつでも多くのセグメントの案件を捌かなければならない営業マンほど疲弊していた。
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営業職は会社支給の携帯に常に医療機関や患者から連絡が入る可能性がある為、四六時中手放すことが出来ない。 手洗、入浴、運転等で携帯から手が離れている時に連絡が入っていないか不安になるし、電波を遮断する飛行機移動時は眠ろうにも気にし過ぎて眠れないし、鳴ってもいない携帯の画面を何度も見てしまい、ある種の職業病。 休日に家族で映画観賞に行った際、連絡が入ると劇場外で応対しなければならない為、スクリーンが一番観にくい出入口付近の座席を指定しようとしていた自身にハッとし、急に家族に申し訳なくなった。 WLBが崩れるとまではないが、実際に過去には旅行中に緊急で戻らなければならないこともあった為、どちらかと言うと仕事に重きを置かざるを得なかった。
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退職までの管理部署とのやり取りは良くも悪くも淡々としており、去る者追わずといった応対なのである意味スムーズに退職出来たので良かった。 その前のフェーズの部門への辞意表明とやり取りは非常にしつこく面倒くさかった。 『今の待遇で勤められるところはない』と何度も引き留められたが、そもそも待遇が理由で退職するわけではないことが理解されていなかったし、転職先では普通に収入も20%以上アップした。
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メーカーポジションとして在宅医療セグメントでは業界最下位であり、大手とは差別化したサービス体制の構築やフットワークの軽さで上位シェアを奪いに行かなければならない立場だが、近年ではさも大手の如く効率・生産性・費用対効果ばかりを最優先し、目先の利益を追求するあまりにサービスの質の低下に繋がり、医療機関や患者ファーストではなくなってしまったと個人的にも感じたし、担当していた医療機関からも実際に不満の声が挙がっていた。そのようなメーカーのサービスを家族・身内・友人には絶対に受けて欲しくないと感じた瞬間から退職を決意し始めた。また、明らかに内勤職や事務職が対応すべき業務が営業職に押し付けられ、あまりにも営業職の責任とリスクが大き過ぎると感じた。
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勤務に必要最低限の設備とインフラはどこの営業所にも整っており、雰囲気はいたって普通。 所内のレイアウトや什器等は営業所の責任者のセンスが反映され、各営業所の色が出ているという点は面白い。
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