富士通エフサスは今回の件でどうなるのでしょうか？皆さんの意見をお聞きしたいです。富士通の名前を消したってことは、やはり将来的には売却するのでしょうか。

結論から言うと、売却されます。 長くなりますが、新会社設立の経緯は下記3つの理由によるものだと考えられます。 ①富士通の業績不振による事実上のリストラを行う必要が出た。 ②ハードとソフトの合わせ販売によって売上不振に陥り、ハードとソフトを切り離す必要が出た。 ③富士通Japanの不祥事や富士通の組織ぐるみの犯罪によるブランド力の低下により、富士通に見せかけない関係会社を欲していた。 特段③が今回重要な話で、富士通Japanの部署もエフサステクノロジーズに合流することや、社名から富士通を消したことは、富士通として見捨てたという影のアピールポイントなのでしょう。 また、富士通側は「優秀な従業員は残って欲しいが、保有株率も下げて息のかかる別会社にもしたい」という難しいミッションが発生するのですが、既に従業員に対し、向こう２年の待遇補償を行うことを伝達した模様で、上述の仮説をより信用させるものとなっています。 ここまで来ると、今後富士通が傾いた際に備え、富士通はエフサステクノロジーズを特攻できる駒にするために、どんどん保有株率を下げていくのが既定路線です。いずれ売却されるでしょう。