外資コンサルのアクセンチュアはITに強いと聞きました。 SAPやORACLEやIBMもITコンサルと聞きましたが、アクセンチュアとの違いはなんですか？ アクセンチュアに戦略部門があるといった位の違

SAP、オラクル、IBM、アクセンチュアそれぞれに知り合い・友人がいます。 セクション（部門）的な話でいうと、戦略部門とIT部門で分けた場合、アクセンチュアとIBMにはIT部門だけではなく、コンサルティング部門があります（IBMはかつて、IBMビジネスコンサルティングサービスという会社を吸収したので）。SAPとオラクルはIT専門ですね。 というより、SAPは「SAP」という基幹業務システムを、オラクルは「Oracle」というデータベース製品を、開発から導入まで行っています。SAPがOracleを売ることはないですし（SAPというシステム自体はOracleのデータベースでも動きますが。このへんのことはまた勉強してみてください）、OracleがSAPを売ることもありません。このように、SAPとOracleは扱っている製品が基本的に決まっています。 また、IBMも、システム部門はIBMの製品しか扱いません。IBMが富士通のサーバーを売ったり、IBMがOracleのデータベースを導入したり、といったことはありません。 一方、アクセンチュアは自分たちで開発した製品はありません。では、アクセンチュアのIT部門は何をしているのかというと、他社の製品、それこそSAPの導入とかその前の業務分析とかを行います。 給料の違いは、一概には言えませんが、新卒で入社したばかりの頃はそんなに大差ないでしょう。その後の伸びしろという意味でいえば、挙げられている中ではアクセンチュアが比較的大きいと思います。IBMで年俸2000万円もらおうとすると、それなりに長く務めないといけないですが、アクセンチュアであれば30代でも可能です。もちろん成果を出せば、ですが。