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副業については、禁止している事例や許可している事例は確認できませんでした。同僚もしくは周りの人が別の仕事をしているなどの副業の話は一切ありませんでした。この背景には、おそらくこの企業が最重要視しているフィロソフィーという稲盛さんの哲学が関係していると考えられます。ここに、副業を許可する、禁止するなどの記載はありません。ただし、どんな仕事も全力で取り組み燃焼してこそ仕事の意味があるような記載があります。つまり、副業を許可する前に、今与えられている仕事に100%の力を注がなければいけないので、従業員は副業する暇がないと考えられます。フィロソフィーを多くの従業員が理解している、もしくはそのふりをしていますので、副業をできる環境ではないのではないかと考えられます。もし、副業をしていても先に挙げたフィロソフィーに違反することになるので絶対に従業員は、副業の話はしないと考えられます。
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