本関係の仕事について 現在高卒で就職して働いています。今の仕事は接客業（観光）を主としています。昔から本を読むことが好きで、ずっと本の職にも憧れはありましたが縁が無いと言うことで諦めていました。

まず、司書について。 司書は、図書館で働いている情報や本などに関する専門職です。（図書館には司書以外にも様々な人が働いています。） 司書として働きたいのであれば、司書資格を持っておいた方が良いです。司書資格を高卒で取るのは非常に難しいため、短大や大学の学位＋単位で資格を得ている人が多いですね。（資格の取得方法は、文科省HPに載っているので、一番下にリンクして置きまます。）大学はネットで探せます。レベルが低くて就職実績のない大学を選ぶと、仕事探しが大変になります。受験時には卒業した高校に書類を貰いに行かなくてはなりませんので、元担任を少し頼られてはいかがでしょうか？ 資格を得たら、自治体や大学法人など図書館の設置団体が行う司書職の採用試験を受けて、合格・採用されれば、司書として働くことができます。（国立国会図書館は司書職採用をしていないので、司書資格がなくても試験に合格・採用されれば働くことができます。） 最近の図書館では、正規職の採用が殆どありません。不足分は、非正規雇用で埋めています。この為、試験の倍率は、数十～百数十倍と高めです。20代後半まで採用試験にチャレンジし続けている人もいるので、今からなら追いつけますよ。 非正規雇用の場合、司書資格が無くても雇っているところはたくさんあります。時給850円から、昇給やボーナスもないところが多いです。大体1年契約で、契約更新されなければ職を失います。 なお、「本を読むことが好き」だけで司書を目指して、後で後悔する人は結構います。司書の仕事の半分は人と話す仕事です。逆に、一日中、誰とも話さず黙々とパソコンに向かう人もいます。腰をやられて離れる人もいますし、稀に仕事で本を読まなくてはならないことに、耐えられない人も…。 本当にその道に進むつもりがあるのでしたら、その前に司書の仕事を紹介した本を何冊か読んでみてから決断することをお勧めします。 「他の本に関係する職業」と言っても幅が広いです。 例えば、御自身が本を書くつもりはありますか？いわゆる小説家やマンガ家でなくとも、大学教授など本を出版する側の職業はかなりの数があります。 また、大手印刷会社など本に携わる部署以外に基盤プリントなど他の事業を持っているところもあります。そういう企業もありですか？ 参考： 司書について：文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/ )