教員免許更新制度に伴う学校図書館司書資格の取り扱われ方

「学校図書館司書資格」はありません。 教員免許に付随となると「司書教諭」だと思われます。司書教諭の単位をとっても教員免許がなければ司書教諭としての資格は得られません。 なお、免許の更新講習は過去に教員経験者であれば受けられたはずです。「専任」というのが教員として採用されていれば該当する可能性はあります。 また、教職には就いていな場合には教員免許の更新講習を受講しなくても失効されません。「資格は必要とされていない状況」は該当するかと。教員免許が失効にならなければ、司書教諭の資格も残ります。（教職に就く段階で講習を受ければOKです。） 詳しくは、文科省HPをどうぞ。この他、各都道府県教育委員会HPでも情報を公開しています。 参考：現在教員として勤務していない教員免許状所持者の方々へ：文部科学省（http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/010/index.htm） ～補足を受けて～ 参考URLに載っている「ケース別 手続きフローチャート」は御覧になりましたか？ 東京都にお勤めでしたら、下記HPも参考になると思います。 基本的にはどこの都道府県でも同じ対応です。ただ、同じ図書館業務を行っていても千葉県は学校司書を実習助手で採用していましたし、東京都は学校事務職員として司書教諭資格者を採用していました。実習助手は希望すれば受けられますから、千葉県で高校の図書室を担当している人は○、東京都は×ということは起こりえます。また、受講義務がある人は自治体で必ず受けさせますが、義務がないけれど受講可能な人については自主的に探して受けなければならない事も。「受講可能な人」についての対応は自治体で分かれていると思います。 参考：東京都教育委員会>教員免許更新制度について（http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_gakko/menkyo/koshin_02.htm）