補足大学進学率推移 1990年:約30%、2014年:約60%
では、20年前の1996年の高卒の進路先ってどうだったのでしょうか? 大学に32%進学します。 短大に13%進学します。 専門に22%進学します。 合計67%です。高卒就職率は33%でしょうか? いいえ。もうこのころは大卒ですら氷河期で苦しんでいました。高校で就職する人はせいぜい10%で今と変わりません。残り約20%はどこに行ったのでしょう。ちなみに32%の大学進学率・短大進学率には1年浪人した者も含まれています。当然2部も入れての数字です。答えは当時の高卒の約2割はニート・フリーターになったのです。 当時は高卒ニート、高卒フリーターが深刻化しており学級崩壊、学校崩壊も問題になりました。※高卒の求人は成績順にいい求人を取ることができるシステムで必ず職安を通すことが原則です。でもいい成績を取っても就職自体が無い、当時の高校生はどうなったでしょうか。学業を放棄したのです。 切れる14歳とか少年Aの事件が1997年です。思い出しましたか? しかも学校別にフリーター撲滅運動してそれが達成できない高校は強制的に統廃合、つまり学校を潰すという行政を文部科学省が徹底させました。 でもまだ当時「Fランク」なるものは存在しません。それは21世紀になってからの話です。 いいですか、高卒求人数はバブル期(1990年比)の14分の1です。-14%減じゃなくて約-95%減なんです。そもそも高卒求人でまともな求人は工業高校ぐらいにしか来ないのです。 だから20年前だとFランクに逃げられるなんて甘い選択肢なんてありません。文字通り当時の高校は無業者を路上に放り投げていたのです。 あなたはどっちがいいですか? どっちが教育だと思いますか? そんなにFランクとやらが嫌だったら20年前と同じ事すればいいのです。その代り高校は無秩序になるでしょう。 どうしてそう簡単に20年前の事を日本人は忘れるのですか? 理解できません。 答え:当時の高校生はそんなぬるま湯の世界じゃねーよ http://www.geocities.jp/gakurekidata/yozemi1996.html ※全くないわけないけど。例えば第一経済大学とか。上武大学とか。でも数えるほどしかない。それどころか亜細亜大の国際関係学部が偏差値59あるという最後の受験戦争年が1996年ですよ。もっとこの時代を勉強してください。就職ないから大学に行くなんて気軽に大学に行ける時代じゃないです。最後の団塊ジュニア世代とも言ってよい1976(昭和51)年生まれの1浪生がまだ受験生で受験はまだ熾烈でした。
質問者さんの、ご意見。 単刀。 直入。 鋭すぎます。 ○ その先。 なんとなく、皆が進学するから、目的も無く、入れる大学へ。 卒業しても、就職できない。 ニートの誕生。 奨学金借りたけど、返せない。 ○ 併せて。 保育園に0歳児から、預けたい親。 保育園が足りない。 ○ 世の中の、流れ、仕組み、風潮が、あらぬ方向に流れているのです。 川の洪水のように、やがて堰が切れて、落ち着く処に落ち着くのかな~~。 一言では、解決できない、社会問題だと思います。 ○ 原因は? だったら、どうする? 私も、他の方の、ご意見を広く、お聞きしたい。
20年前とその後、さらに現在では事情が異なる気がします。 20年数年前は日本はバブル景気で潤っていました。 そのため「急いで就職しなくても4年長く遊んでた方がいい」という風潮があり、 メディアも若者に好きなように生きる事を煽っていました。 そして、バブルが崩壊するわけですが、その時代には、 「今は就職難だけど大学行って4年『繋げば』また景気がよくなるかも」 という理由で大学進学を選ぶという選択がありました。 そしてその後現在に至るまで、夢のような景気回復は起こらず、雇用の非正規化、終身雇用の崩壊が進み、 「高卒でも真っ当な会社に就職して真面目に頑張れば一生食っていける」 とは言えない不安が現在に至るまで若者に、その親に、そして進路を指導する教師にも定着しています。 どうなるか分からないから少しでも肩書きを付けておけという漠然とした不安による所が大きいと思います。
全くその通り。就職させたにしてもすぐ辞められでもしたら間を取り持った自分の面目は丸つぶれだし、卒業生に頻繁に相談に来られるのも面倒だし。
実業高校等では就職指導を徹底して就職に力を入れています。地元の工業高校の前校長などは高校公式HPで「無駄な進学をしない校風」とさえ言い切っています。 また、普通科高校でも就職に特化した高校では全生徒の就職先企業名を公開しています。(結構大企業が多いですよ) 只、実業高校でも高校新卒で就職させるには相手企業の信頼を得る事が必要なため、就職させる場合はその生徒の能力レベルの向上が欠かせないので、努力しない生徒は企業の信頼を裏切るので「指定校求人」に対する推薦をせずにFラン大学に放り込む事があるでしょうね。 勿論、進学をメインにした普通科高校なら就職先を手配するのは面倒なのでFラン大学に放り込んでも不思議では無いでしょう。
高校の先生は関係ないでしょう。 バカな高校生、それに輪をかけた大バカな親のせいです。 大学へ行けば、いい就職口が見つかる、高給が取れると思っているからです。 ダメな奴は大学へ行ってもダメ。高校を出てもきちっとした収縮ができ仕事ができるような奴でないと大学へ行っても無理です。
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