○確かに理系は大学の勉強がハードですよ。 私の地元の国立大学理工学部でも一生懸命勉強しないと簡単に留年します。 逆に、文系は一流大学の理系学部に比べたら「大学は人生の夏休み」なんて言ってられる事だってあるかもしれないレベルです。 ただ、問題は就ける職種が限定されてしまうという事です。つまり、文系の場合は大学で学ぶ専門知識より、地頭の良さ(才覚・機転)とコミュニケーション能力が重視される職種です。 具体的には、「営業」「販売」「接客」がメインになるという事です。他にも「介護」「宅配」「警備」そして激戦の「事務」と「工場のライン工」等がありますが、それらは高卒や専門卒でも十分に就ける職です。(「販売」「接客」も同じ) ○ですから、貴方に地頭の良さと豊なコミュニケーション能力があれば文転しても道が開ける可能性が高いでしょう。しかし、それらの資質に欠けるなら、文系の人が大学でのんびりしている時に理系の大学で死ぬほど勉強してそのハンデを埋めるしかないと思いますよ。 逆に、それらの資質が無いのに文系に行くと悲惨な事になります。非正規・フリーターそしてニートになる危険大ですよ。 *平成28年度文部科学省「学校基本調査」 学部別・正社員就職率(学部卒)【カッコ内は大学院進学率】 人文系:73.9%(6.4%) 社会系:82.0%(3.6%) ※人手不足・売り手市場と言っても、実際はこんなもんなのですよ。 〈参考〉 工学系:56.9%(37.0%) 院卒(修士了)での正社員就職率:89.5%
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