高校2年生女子です。 いきなりなんですが 科捜研と鑑識って仕事は どのような違いがありますか??

鑑識は警察官ですので警察官になる必要があります。 鑑識の授業は初任科生の時に全員が学びます。そのなかで鑑識の技術が優れていたり本人の希望によって鑑識の業務につくことができます。その際鑑識技術のレベルを表す内部の検定をクリアしなければなりません。 鑑識は刑事課と交通課にあります。但し交通課の場合鑑識ではなく交通捜査となっていますが業務は鑑識活動に加えて犯人逮捕・取り調べ・書類送致などすべての業務をおこないます。 鑑識の主な業務は指紋・足跡・DNA鑑定・血液等の現場資料採取・現場の証拠品採取・現場の撮影などです。 必要に応じて科捜研に鑑定を委託するので資料作成も鑑識の業務です。 科捜研は鑑識よりも遥かに高度な鑑定技術を持っているスペシャリスト集団。 科捜研になるには各都道府県によって採用がことなりますが科捜研は地方公務員の研究職です。 おそらく現代では大学院を卒業して化学の博士を取らないと科捜研になるのは難しいです。 科捜研になったらまず警察学校で１ヶ月学んだあと警察庁科学警察研究所にて研修を受けます。 ５年目にもさらに高度な研修を受けます。科捜研は常に変化し続ける犯罪情勢に対応する為日々専門的知識と技術を身につけなければなりません。 倍率はとんでもない数字なので超難関です。採用枠が１人とか２人に対して受験者が数百人ということは当たり前です。 鑑識よりも遥かに大変な世界です。