【自殺考 不況の中で(3)】 倍増…若者の死因、半数は自殺 「就職失敗」心壊す 2012.6.10 08:00 (1/3ページ)[westピックアップ] 「自分は(世の中から)必要とされていない。それならいっそ、これで終わりにしたいとずっと自殺のことを考えていました」 現在NPO法人のスタッフとして働く男性(25)が重い口を開いた。男性は2年前に大学を卒業したが、就職先は見つからなかった。「何社にエントリーしても、その都度だめで、だんだん気分がめいってしまった」と振り返る。 大学を卒業してからもアルバイトに出かけていたが、“普通の会社員”が働いている時間に出歩くと「あの子、就職できなかったんじゃないの」という目で、周囲から見られているような気がしてきた。世間の目が煩わしくなり、「ほぼ引きこもり状態だった」という。親の言うことにもいらだちを感じ、もやもやした思いを相談する相手はいなかった。「自殺」の文字が絶えず頭をかすめた。 ◇ 長引く景気の低迷による就職難が、若者の命を脅かしている。「健康問題」や「家庭問題」など、複数の要因が重なり自殺に至るとされるが、若年層のなかで顕著に増加している動機がある。 「就職の失敗」だ。 自殺対策基本法(平成18(2006)年施行)を受け、自殺の動機を調査する警察庁によると、平成23年の自殺理由の中で「就職の失敗」は10歳代が9人、20歳代は141人。統計を取り始めた19年には10代が0人、20代が60人だったことから、この5年間で2・5倍に増加したことになる。 厚生労働省の人口動態調査(22年)によると、15歳から39歳までの死因は「不慮の事故」やがんなどを抜いて自殺がもっとも多い。20~24歳では約5割にもなる。 こうした現状に国や自治体の機関などでは自殺防止対策が行われるが、思い詰める若者は減らない。せっかく就職した会社を簡単に辞め、アルバイトで食いつなぐ独居の若者。自殺を勧め、呼びかけるような内容の「自殺サイト」の存在。社会問題化している練炭による集団自殺は、若者にとって自殺が身近なものになる要因が存在し続けていることを明瞭に示している。 ◇ 新卒者を専門に受け付けるハローワーク「大阪学生職業センター」(大阪市北区)には毎日たくさんの学生が訪れる。端末で求人情報を閲覧できるほか、ジョブサポーターと呼ばれる就職活動専門の支援員が面接の練習や提出書類の添削など
「就職活動に失敗したら自殺を考えてる人は今の大学に多いですか?」 そんなこと聞かれても分からない。 ただ、一つ言っておきたい。 就活がうまくいかず、このまま死にたい気持ちは分からなくもない。 でも、それで本当に死ぬ奴を俺は許せない。 同情なんてできない。 そんなことで自殺するなんてもったいない。 どんなに苦しくて、どんなにみじめでも、それが人生なら全部受け止めて生き抜かなければならないと俺は思う。
それほど多いわけではないと思います。日本はそもそも世界一の自殺国家。自殺は日本では日常茶飯事な出来事になってしまっています。 一番多いのは、一流大学にすんなりと進学できて変なプライドが育ってブランド志向が強い場合です。プライドが高くブランド志向の学生は、一流企業しか受けないし、採用側としては人間関係を悪化させて不利益を被る、ブランドだけで勝負しようとするので向上心や開発・開拓を怠り不利益を被るので、採用はしない。 初めての挫折で、立ち直れない、というところから、鬱や不安神経症になりますが、プライドが高いため心療内科は絶対受診せず、悪化して自殺、というものは多いです。
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