質問します警察学校と警察大学のちがいをおしえてください

警察学校は、各都道府県警に設置されています。 警察官を拝命した新任警察官に教養を行うというのが有名ですが、その他にも、新任警察官が一線で実習をした後、再度警察学校に入って数ヶ月の教養を受けます。 そして、新人の教養以外にも、各種「専科教養」というのが行われています。刑事になろうとする人が集まる「刑事任用専科」、交通課に入ろうとする人が集まる「交通任用専科」などがあります。 他にも、年間数十の専科教養があり、その都道府県内から専科生が教養を受けに来ます。 警察大学校については国の機関となります。 各都道府県警の警察官が警部になると、警察大学校で「警部任用科」という教養を受けます。警部としての仕事を勉強します。 また、警察庁採用のキャリア警察官が、最初に警察大学校に入り新人研修を受けます。 その他にも、各県警の専科と同様に、外国語の専科教養を行ったりしています。 都道府県警察学校の専科に比べて、警察大学校の教養はより高度な内容を学習すると思ってもらえばよいです。 それから、質問には書いてありませんが、管区警察学校というのもあります。 ここは、各都道府県の巡査部長、警部補に昇任した人が管区警察学校に集まって、それぞれ巡査部長、警部補に必要な教養を身につけるために入校します。 やはり、専科教養もあります。管区内の各都道府県から警察官が集まります。 それから、管区機動隊という機動隊が、年に数回管区警察学校に入校して訓練を行います。