警察の階級制度について教えてください。警察官は基本的にノンキャリア(巡査からスタート)､準キャリア(巡査部長からスタート)､キャリア(警部補からスタート)から構成されている最近知りました。

①準キャリアやキャリヤは昇進試験はありません。年数により昇進します。 ②採用試験の倍率が６倍程度ですから難しいと言えば難しいですが普通の地方公務員よりやや易しいと言われています。 ③準キャリアの最高階級は普通は「警視長」です。警視長は警察庁なら課長、大規模県警本部なら部長、小規模県警本部なら本部長です。まれに警視長の上の警視監まで昇進する人もいます。因みに警視長は全部で９つある階級の上から３番目で、その上は警視総監、警視監だけです。警視総監は警視庁のトップで１人しかいませんから実質２番目と言うこともできます。 余分なことですが、キャリアは初任が警部補で１年で警部、準キャリアは初任が巡査部長で３年で警部補、７年で警部ですから何れにしてもノンキャリアとは大違いです。ノンキャリアは警部補まで行けば御の字で警部は所轄の課長ですから万々歳です。警視長まで昇進した人も居ることはいますが希少です。因みにノンキャリアでも警視正になると国家公務員になります。