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イラストレーター

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イラストレーターになるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。絵を描くことが多いため、デッサンをしっかりと学んでおくと有利であるといわれており、大学、短大、専門学校で美術やデザインを勉強してきた人が多い。

イラストレーターは広告、出版、印刷などの会社に勤務する場合やゲーム制作会社へ入社し、キャラクターのデザイン等を行う場合もある。実績を積んでフリーランスとなる人もいる。才能と技術を持ち、個性的な作品表現ができることが求められる。コンクールなどで賞を受賞すれば、実力と実績の証明になる。絵を書くことが好きなことに加えて、造形や色彩などのセンスが求められる。

仕事内容

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広告会社、出版会社、印刷会社などから依頼を受けて、制作目的に沿ったイラストを描く。
紙と筆記用具、筆と絵具、色鉛筆、マーカー、ペンなどを使用し、写実、デフォルメ(変形)、戯画化などの手法を駆使する。人物やスポーツ、植物や動物、自動車や飛行機などメカニックなもの、キャラクターを使用したもの、風景画など、自分が得意とする分野のイラストを描き、締め切りに間に合うように仕上げる。透視図や精密画を描いたり、切絵、貼絵、影絵などのペーパークラフトを制作したり、エアーブラシなどの道具を使用して描くなど、様々な表現技法を用いて、発注者の望む効果が得られる作品を制作する。

現在は描画ソフト、画像処理ソフト等を使用し、パソコンやペンタブレットを用いて描くデジタルイラストが主流となってきている。3次元CG(computer graphics)の技術も活用されるようになっている。CGデザイナーが兼務する傾向も強まっている。連絡や納品にもメールやインターネットを使うようになっている。こうして描かれたイラストは、グラフィックデザイナーやアートディレクターによってレイアウトの一部として使用されたり、コピーライターの創案したキャッチフレーズを配置し、広告として印刷されることもある。
常にオリジナルな表現、造形美を追求していなければならないが、一方では多くの人に受け入れられることも必要である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 筆、絵具、色鉛筆、マーカー、ペン、エアーブラシ、メール、インターネット、イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

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働き方の特徴

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フリーランスで仕事をしている人が大半であり、その場合は自分のスタジオや自宅の一部を仕事場にしている。発注者である広告会社やゲーム制作会社等が集中する大都市近辺で働いている人が多い。

1点あたりの制作にかける時間は、大きさや手法によってまちまちである。労働時間や収入は人によってかなり異なる。休日も仕事の受注状態によって異なる。締め切りが迫ると、長時間働いて仕上げることもある。デジタル化等媒体の多様化や社会環境の変化により、イラストへの需要は伸びている。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    37,820

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    168時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    486.9万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    38.1

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    24.3万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.06

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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