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アートディレクター

アートディレクター

アートディレクターになるには

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入職にあたって、特に資格は必要とされないが、デザインの知識と経験が不可欠となる。ほとんどの場合、大学や専門学校等で基本的な技術や手法を学び、広告制作会社などでデザイナーとしての経験を積み、アートディレクターとして活動する。フリーのアートディレクターとして独立する人もいる。

デザイン能力に加えて、新しいアイディアを生み出す企画・表現力、多くのスタッフに適切な指示を与える能力、予算やスケジュールの管理能力、発注者に対するプレゼンテーション能力などが必要になる。また、時代の変化をとらえる力や人々の心をとらえるビジュアルを作り出す表現力が求められる。

仕事内容

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広告などを制作するにあたり、ビジュアルデザインを中心にとりまとめを行う。街頭や電車内のポスター、新聞・雑誌の広告ページ、Webサイト、チラシなどの媒体を使って、情報をいかに分かりやすく効果的に伝えるかを考え、企画から印刷、またサイト掲載までの作業を取りまとめる。

テレビCMやWebサイト全体等、広告全体を指揮する人を広告ディレクター(クリエイティブディレクター)といい、その下でビジュアルデザインのとりまとめをする人がアートディレクターである。まず発注者の意向に応じて、デザイナー、イラストレーター、カメラマンなどのスタッフを選び、媒体、内容、表現方法などを企画・立案し、発注者にプレゼンテーションして了解を得る。

企画決定後は、撮影に立ち会ったり、デザインの修正指示などをしながら、完成までまとめ役をする。テレビのコマーシャルなど映像媒体で仕事をする場合もある。紙媒体の場合は、作成した原稿等をデータで印刷会社に渡し、印刷方法や注意点を指示する。校正を行い、発注者のチェックを受け、必要であれば修正し、印刷、納品する。Webサイトの場合は画面として作成し、発注者のチェックを受け、必要であれば修正し、納品する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

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勤務地:

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働き方の特徴

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勤務先は広告制作会社、デザイン事務所等であり、職場は広告、出版の仕事が集中する大都市が多い。独立してフリーランスで活動している場合もある。数百人のスタッフを抱えている大規模の会社から、ディレクターのほか数名のデザイナーで運営されているデザイン事務所まで様々である。規模の大きい会社ではデザインチームのリーダーとして働いているのに対し、フリーランスの場合はデザイナーやイラストレーターを兼ねていることが多い。就業者は男性が多いが、女性も増えている。

受注から納品までのスケジュールがまちまちで、納期に追われることも多いため、勤務時間は不規則になりがちである。時代の変化に合わせて人々のニーズを的確に捉えることが求められており、ビジュアルデザインの方向性を統括する仕事の役割が重要となっている。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    243,990

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    161時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    584.4万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    43.3

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    25.9万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.38

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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