法律ガイドテーマ
職場でよくある就業規則のトラブル
就業規則についての法律ガイド。雇用主と労働者の間でよく起こる労働トラブルについて、法律の基礎知識の解説、判例や対処方法を紹介。
記事一覧
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- 会社は従業員の転勤を一方的に命令できる?
- 多くの裁判例では、雇用者に配転命令権があると認められる場合には、労働者の同意がなくても転勤を命令することができるとされています。ただし、配転命令権さえあればどのような配転命令も有効になるというわけではありません。
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- 育休の期間と育児休業給付金について
- 育休とは、子供を育てる従業員が法律上取得できる休業であり、育児介護休業法という法律に定められています。原則として、休業を開始しようとする1カ月前までに、1歳未満の子を養育する従業員が雇用主に申し出ることで育休が取得できます。
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- 産休の期間と出産手当金について
- 産休(正式には、産前産後休業といいます)は、労働基準法65条に基づいて出産前と出産後の女性に認められる休業期間です。出産前6週間(双子などの多胎妊娠の場合は14週間)と出産後8週間が認められます。
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- 就業規則の変更とその手続方法について
- 経営している会社の就業規則に、月額2万円までの通勤手当を支給すると記載している場合、この就業規則を変更して、通勤手当の条項をカットしてしまうことは可能なのでしょうか。変更するための労働契約法上のルールについて詳しく説明します。
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- 労働基準法・労働契約・就業規則の関係について
- 労働に関するルールを定めるものとしては、主に、「労働基準法」・「個別に締結された労働契約」・「事業場ごとに定められた就業規則」があります。それぞれの中身が異なる場合、どれが優先されるのでしょうか?
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- 就業規則の周知義務について
- 雇用主は、就業規則を作った場合、その内容を従業員に周知しなければなりません。周知の方法としては、3つの方法が定められていますが、他の方法で周知した場合も周知としては有効と考えられています。
<いつもと違うしごとも見てみませんか?>