現在転職中で内定頂いているところで迷ってます。 ・今後のキャリアアップ等を考えるとどこがいいですか？

まず、大東建託の土地活用提案は、成約すれば仕事はそこで終わりというわけでなく、顧客と具体的な設計方針を煮詰めたうえで積算して見積書を出し、設計こそ専任者に委ねるものの、そこから先のたび重なる折衝から着工、完成引き渡しに至るまでのすべてをこなします。 したがって、キャリアアップとしては他の２社とは群を抜いて図れる見込みがあるものの、最初の飛び込み営業段階でなかなか話の具体化までいかないわけですね。 プラス、契約を取れたら取れたでそこからの内容面の折衝がまた難儀で、せっかく顧客と折り合えずに座礁してしまうなどして、そのために離職率がべらぼうに高いわけです。 そういう会社がどうして建築営業の未経験者ばかり雇うかというと、ビギナーズラックででも成約にこぎつけられれば、後のことは出来ないなりに他の者がとりなして完成させればいいからです。 似たような方式の業者がもう１社ありますが、きわめて特殊な働き方になるうえでギャンブル的な判断です。うまくいけばキャリアアップとそれなりの報奨給、うまくいかなければ半年も持たずの退職となりまして、次の転職時に「前職では大手にいました」のアピールどころでなくなるのです。 地場産業の２社については、キャリアアップとしては自己の狭い受け持ち領域範囲内にとどまりますから、「名を捨て実をとる」との割り切り方です。 ただ、反響営業の世界では求人段階でも絵に描いた餅のごとき話が多用され、反響がない期間はビラ投函自体も委託でなく自分でやったりというのが実情だったりします。 以上から、職域範囲が狭いなりに、最も真実に近い開示をなしているのが地場企業２という印象です…