半自動溶接機のワイヤ送給が止まる時は、電気的なブレーキが働いてキュッと止まるようになっています。 どのメーカーでも同じですが、送給する時にカチッと動作するリレーが切れる時にブレーキ回路につながるようになっています。 古くなった溶接機に「溶接終了時にワイヤが少し飛び出て母材に突っ込む」という現象が発生したら、殆どが「モーター回路のリレー接点の劣化」でリレーを交換したら治ります(古い溶接機なのでブレーキ回路の抵抗の断線などもあるから絶対ではありませんが) 一応確率が高い「リレーの劣化」を疑ったらいかがでしょう。 KR500のどこに付いているかは知りませんが、カバーをはずしてトーチスイッチを入り切りした時にカチカチと動作する部品を探してください。 そしてパナソニックのサービスセンターに電話して「KR500のワイヤ送給のリレーはどこで入手できますか」と聞かれたらいかがでしょう、2000~3000円の部品です。 「サービス用の部品ですから一般の方にはご提供できません」と言われたら仕方ありません、有償でサービスマンの出張を依頼することになります。
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